「日米通算200勝」トレンド1位、ダルビッシュの偉業にネット「同世代の誇り」「文句なしの内容」
2024年05月20日 11:56
芸能
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ダルビッシュは、本来は前日18日(同19日)の同戦に先発予定だったが、雨天中止となりスライド先発。それでもベテランらしく影響を感じさせず、強力ブレーブス打線に仁王立ちした。初回、2回に安打を許したものの打者が2回り目に入った3回以降は相手打線を無安打。ナックルカーブを織り交ぜ緩急を有効に使い、今季最多9三振を奪った。
これで4月14日(同15日)のドジャース戦の5回から25イニング連続無失点となり、レンジャーズ時代の2013年にマークした18回を抜き、メジャー自己最長となった。過去に日米通算200勝を達成しているのは元ドジャースの野茂英雄(日本78勝、米国123勝=計201勝)と元ドジャースの黒田博樹(日本124勝、米国79勝=計203勝)の2人だけ。
試合後、ダルビッシュは「特に実感はないんですけど…明日ダブルヘッダーなので長いイニングを投げられて良かったと思います」と謙遜。「NHKさんが生中継、大谷くんのやつ(放送)をやめてまでやってくださってるので、今日で何とか決めたいなという気持ちはありました」と笑みを浮かべた。そして、「1日(雨で)ずれて体の力もあまりなかったけど変化球が良くて、カーブが途中から良くなったので、いろんな球をミックスしながら上手く相手の集中力を逸らすことができた」と振り返った。
改めてプロ20年目での大台到達に「プロ入った時にいろいろあって、その中でファイターズファンの方々、日本全体で自分を優しく育ててくださったので、それがやっぱり自分の元になってる。そういう感謝を忘れずにやっています」と周囲に感謝。偉業に「ちょっとこれでほっとでできるので、次また201勝目できるように明日からまたしっかり調整したいです」と柔和な表情を見せた。