ビートたけしが恐怖「あいつ“俺を刺そう”としている」 東国原氏が防いだ“暴漢” その青年は…
2024年05月24日 07:00
芸能
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東国原氏は一番弟子。「クンちゃん(大森うたえもん)が入ったのが1年後だったかな?クンちゃんまでは理解できたけど、この人間だけは理解不能だった」と松尾伴内を指さして笑う。
1981年から90年まで放送された人気ラジオ番組「オールナイトニッポン」で弟子を応募する企画があった。そのためラジオを聴いていた松尾伴内は弟子入りを志願するためニッポン放送で出待ちをする。ビートたけしの人気は当時も絶大で、深夜3時に収録を終えた後でも、ビルの周辺には「100人、200人ぐらいのファンの方がいた。で、その1番奥に彼(松尾)がいた」(東国原氏)と振り返る。
そんな人だかりの中でも「目が光っていたの。洞窟のオオカミみたいな」と松尾だけは異質な雰囲気だったと説明。一方の松尾は「出てきたな、と思って突っ込んでいったんです」と振り返った。
実はその直前、ビートたけしは「東、見てみろ。奥の目が光ったやつ。あいつな“俺を刺そう”と思っている。俺を刺すからな。お前頼むぞ」とボディーガード役に東国原氏を指名。突進してきた松尾を見て「来た」と思った東国原氏は、持っていたバッグを盾にして防御しようとしたら「ドタッと倒れた。視線から落ちたの」。気が付くと、松尾が目の前で土下座していた。
松尾は「“お願いします”って顔を上げたら、こちら(東国原氏)だったの。すいません、間違えました」と、とんだハプニングはあったが、そのまま、たけしのところまで歩み寄って、弟子入りを志願した。だが、たけしは「アレは何をするか分からないから」と東国原氏に芸能界の厳しさを説明させて、諦めさせるように説得を命じた。
ところが説得をする際に東国原氏は「なんか面白そうだった」と松尾の独特なキャラクターに将来性を感じたのと、「1人でも入れば仕事が分配できる」と辛い付き人の仕事を減らせると思って、松尾を“勧誘”。「説得しました。一緒に頑張ろうと思います」とたけしの前に連れて行くと、「お前、何を考えてんだ!」と罵られたという。
「だから弟子にしたのは俺なんだ」と東国原氏が胸を張ると、全員で大笑い。つまみ枝豆は「昔からそう。ものすごい期待を裏切るよね」と東国原氏を見て笑っていた。