「インティマシー・コーディネーター」起用せず物議の映画、公式サイトから「快楽に溺れ」削除でまた波紋…

2024年07月06日 21:05

芸能

「インティマシー・コーディネーター」起用せず物議の映画、公式サイトから「快楽に溺れ」削除でまた波紋…
映画「先生の白い嘘」初日舞台あいさつに出席した(左から)三木康一郎監督、猪狩蒼弥、奈緒、三吉彩花、風間俊介 Photo By スポニチ
 女優・奈緒(29)主演の映画「先生の白い嘘」の公式サイトから、ある表現が削除されていることが6日までに判明し、波紋を広げている。
 同作をめぐっては、性的描写の撮影の際に監督と俳優の間に入って身体的・精神的にサポートする「インティマシー・コーディネーター」を導入するかどうか、奈緒と三木康一郎監督の間で協議が行われ、奈緒は希望したものの、最終的に三木康一郎監督は導入しない決断をしたという一部報道があった。三木監督のインタビュー記事が発端で、ネットでは監督に対する多くの批判的な意見が上がり、物議をかもしていた。

 これを受け、5日に都内で開かれた公開初日舞台あいさつで、三木監督は「私の不用意な発言により皆さまに多大なご心配とご迷惑をおかけしたことをこの場で謝罪したいと思います。本当に申し訳ありませんでした」と陳謝。「関係者、スタッフ、キャスト、彼らにも大きな大きな苦しみを与えてしまったこと、この場で謝罪したいと思います。本当に申し訳ありませんでした」といい、3度にわたって頭を下げていた。

 また、新たな“火種”となっているのが公式サイトに掲載されているあらすじ。奈緒が演じる原美鈴と俳優・風間俊介が演じる早藤雅巳とのシーンにおいて「早藤を忌み嫌いながらも、快楽に溺れ、早藤の呼び出しに応じてしまう美鈴」などと記載されていたが「快楽に溺れ」という部分が消されていた。

 6日午後9時までにアナウンスもなく、ネットでは“サイレント削除”の声もあがり「きちんと説明してほしい」「『黙って消していい内容ではない』と思う」といったコメントが寄せられている。

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