写真家・下村一喜氏 パリは「見るのはとてもきれいだけど、住むのはとても不便」と明かす
2024年08月06日 19:35
芸能
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20代後半から30代にかけての7年間パリに滞在していたという下村氏は、パリという街について聞かれ、「見るのはとてもきれいなんですけど、住むのはとても不便ですね。あと、フランス人はプレゼンがうまい。開会式から何から。もの一つにしても、他国のものをうまく取り入れてアレンジして、自分の国のもののようにして見せるのがうまいですね。それはとても素晴らしいことだと思います」と話した。
また、パリの中にある日本らしさを昇華している感じはあるか?と尋ねられ、「もちろんありました。例えばルイヴィトンのカバンのモノグラムは日本の家紋から来てますからね。大名家の家紋ですから、あれは」と解説。
「写真というフィールドでパリで戦っていた」という作家の岩下尚史氏の声には、「いい意味で外国人になれますので。エトランゼというか。そこはよかったんですけれどもね。ただ私としては、個人の意見の尊重に関してはすごく先進国であると思うので。みんなと同調しなくてよかったので、そこは楽でした」と明かした。
また「芸術に関しては、とても成熟したものを持っていますね。それが有名なものでも“私は嫌い”って、ちゃんと自分の意見を言います。そこに関しては素晴らしいと思います」と語っていた。