「恥を知れ」「日本が本当の勝者」「偶然のふり」柔道混合団体の結果を巡り国際連盟に批判殺到

2024年08月04日 15:20

芸能

「恥を知れ」「日本が本当の勝者」「偶然のふり」柔道混合団体の結果を巡り国際連盟に批判殺到
<パリ五輪 柔道>混合団体戦、銀メダルを獲得した阿部詩(右)ら(撮影・平嶋 理子) Photo By スポニチ
 日本が銀メダルを獲得したパリ五輪の柔道混合団体の結果について、国際柔道連盟(IJF)のインスタグラムに世界中から非難の投稿が殺到している。
 3日(日本時間4日)に行われた決勝は、先陣を切った村尾三四郎がゴールデンスコアに入っての一本勝ちを決めるなど3勝1敗と優位の中、阿部一二三がゴールデンスコアに入って8分を超える激闘の末に一本負け。相手は先に指導2つを受け、その後も阿部が優勢な展開が続いたが、3つ目の指導が提示されることはなかった。さらに6人目の高市未来が敗れた。

 6人を終えても決着がつかず、ルーレットによる抽選で無作為に選ばれた階級区分の選手でゴールデンスコア方式による代表戦を行った。注目の代表戦は男子90キロ超級が選出され、斉藤立(JESグループ)とフランスのレジェンドにして絶対王者のテディ・リネールとの対戦が決定。完全アウェーの雰囲気の中、斉藤は果敢にリネールに立ち向かったものの、最後は1本負けを喫した。

 抽選方法が透明性に疑問符の付くデジタルのルーレットだったこと。選ばれたのがロンドン、リオデジャネイロ五輪に次ぎ、男子100キロ超級を制し、フランスの国民的英雄のリネールが控える階級だったことから、日本でもネット上では、この抽選方式に疑問の声が多く上がった。

 試合後に国際柔道連盟のインスタグラムは金メダルのフランスを祝福する投稿をしたが、世界中のさまざまな言語でコメントが殺到。「日本が本当の勝者だ」「スキャンダラスなレフェリングと“偶然”のルーレット」「日本は奪われた」「3つ目の指導を受けるべきだった。阿部に対する強盗」「本当の結果は日本4ー1フランス 恥を知れ」「彼らは90キロを選んで偶然のふりをした」「私たちが知っている柔道は終わった」「審判の判断能力とルーレットの公平性を向上させることが必要だ」などの声が集まった。

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