土田晃之　JOCが発した選手への誹謗中傷への警告に正論「アスリートに対してじゃなくて全員じゃ？」

2024年08月04日 17:39

芸能

土田晃之　JOCが発した選手への誹謗中傷への警告に正論「アスリートに対してじゃなくて全員じゃ？」 — 土田晃之 Photo By スポニチ

　お笑いタレント土田晃之（51）が4日、ニッポン放送「土田晃之　日曜のへそ」（日曜正午）に生出演し、五輪選手への誹謗中傷問題について自身の意見を語った。

　選手への誹謗中傷は21年東京五輪でも問題視され、今大会では日本オリンピック委員会（JOC）が緊急声明を発表。「SNS等を通じた皆さまからの激励・応援メッセージは、アスリート、監督・コーチへの大きな力となっています。その一方で、心ない誹謗中傷、批判等に心を痛めるとともに不安や恐怖を感じることもあります。TEAM　JAPANを応援いただく皆さまには、誹謗中傷などを拡散することなく、SNS等での投稿に際しては、マナーを守っていただきますよう改めてお願い申し上げます」と訴えている。

　サッカーなどスポーツ好きで知られる土田は「オリンピックのために子供のころから努力しているわけだからね」と、あらためて自身の限界に挑戦し続けるオリンピアンたちに敬意を表した。一方で、「アスリートに対する誹謗中傷はやめて下さいって発表されているけど。あれもちょっとおかしいなと思って。アスリートに対してじゃなくて、全員じゃないの？」と正論を口にした。

　アシスタントの新内眞衣が「そうですよね」と応じると、土田は「我々の仕事だってそうじゃないですか？だからアスリートだけじゃなくて、そういうのやめましょうだけど」と続けた。

　一方で、忸怩（じくじ）たる思いも。「あのシステムがどうにもならないからね。匿名性だから。誰が書いているのか分かったら、ああはならないですよ。だって、アホみたいなことばっかつぶやいていたら、たぶん総攻撃されるでしょう。身元も割れちゃったりとか」と、SNSの匿名性にあらためて疑問を口にした。

　新内は「話を聞いてあげたい。何かあった？って」とコメントしたが、土田は「聞いても、聞いた後に悪口書かれるよ」とツッコミを入れていた。