宮崎謙介氏 広瀬めぐみ議員の詐欺容疑で思い出す“錬金術”の誘い「永田町にずっといた秘書から…」
2024年08月04日 15:35
芸能
宮崎氏は12年に初当選した際、ある“助言”をされたことがあるという。「12年前ですけど、そのころに永田町にずっといた秘書さんから、“一応こういうやり方がありますよ”と提案されたことがある」。それが、今回のケースと似た手口だったそうで、「“こうやって、秘書から寄付を上げさせて、寄付という形で事務所に入れさせることもありますけど、どうしますか?”と」と振り返った。
怪しすぎる“錬金術”に、危険なにおいを察知した宮崎氏は、「“そんな昔のやり方、やめましょうよ”と言って。それこそ“辻元さんの話もあったから、危ないことはやめましょうよ”と、うちの事務所はやらなかった」と回想。秘書給与を国からだまし取った罪で逮捕され、有罪判決を受けた、当時社民党で現立憲民主党の辻元清美参院議員の例もあり、断ったという。
今回の事件は、そんな永田町の悪しき慣習が続いていることを裏付ける可能性がある。宮崎氏は「それが12年前。あれから時間がたってますが、こういうのがまだ横行しているのかと。ほとんどないと思いますけど、こんな古典的なことをやっていたのかと思って、驚いています」とあきれ、「これ、相当危険なことです。やばいことだと思います」と警鐘を鳴らした。
広瀬氏をめぐっては、3月の「週刊新潮」で、この疑惑が報じられた際、「事実無根」として法的措置を取る可能性を示していた。しかしその後、金の動きについて、秘書の供述が上がっていることが報じられている。
宮崎氏は「潔くないですよね。秘書さんがこうやって話したら、アウトなことじゃないですか」と指摘。「遅かれ早かれ、新潮が動くということは、何か握っているということ。週刊新潮さんとか、週刊文春さんとか、裏を取れている。じゃないと、負けますからね」とし、「まだまだ甘いですね。認識甘いです」と断じた。