梅宮アンナ がん宣告に同席し「寝ていた」母の姿に感じた偉大さ「パパがこの人と一緒にいて…」

2024年08月15日 13:00

芸能

梅宮アンナ がん宣告に同席し「寝ていた」母の姿に感じた偉大さ「パパがこの人と一緒にいて…」
梅宮アンナ Photo By スポニチ
 「ステージ3A」の乳がん「浸潤性小葉がん」と闘病中であることを明かした梅宮アンナ(51)が15日、フジテレビ「めざまし8」(月~金前8・00)にVTR出演。番組の単独取材に対し、闘病生活を語った。
 インタビュー直前まで抗がん剤治療を行い、右手首には包帯を巻いていた梅宮。「先が見えないから…」と不安がつきない日々。「髪が“抜けます”とはっきり言われたときは、正直落ち込んだ。髪は最後まで先生に食らいついた」抗がん剤治療の副作用で髪の毛が抜けることを最後まで受け入れられず、「(周囲は)終わったら生えてくるからって言ってくれるんだけど、一日もいや。一日たりとも髪の毛がないのはいやなの」と本音を口にした。

 梅宮を支えているのは家族の存在。母・クラウディアさんは、がん宣告を受けた娘の横で「“ああ、なんでこの子。何で?”と思っちゃった」と当時の心境を告白。梅宮の通院中に「(梅宮を)待ってる時間が不安で不安で。イライラして待っているのも嫌だわね」と娘のそばを離れなかった。

 「私が“ママいいよ”と言っても。病院は病院でもちょっと特殊なものだから気分が落ちたりするかもしれないし、“来なくていいよ”って言っても、“いや、行く”」と常に側には母・クラウディアさんがいた。

 がん宣告の時もクラウディアさんが同席し、「言われる側は一人の方が良かったなと思った。私は受け止められるけど、それを言われて横に並んでたんですけど、もう顔を見られなかった」という。

 申し訳なさを感じていた梅宮だったが、隣に座る母に目を向けると「寝ていた」と告白。予想外の姿に驚きを隠せなかったが「世界中で子供が、がんだっていうのに寝ちゃう親ってクラウディアさんぐらいかな」と感じ、「それが癒やしになるんです。本当に前のめりになって“先生それで?”っていうような親だと私も疲れちゃったかもしれない」としみじみ。

 独特な雰囲気で、喜怒哀楽をともにしてくれる母の偉大さに「パパがこの人と一緒にいて癒やしだったのが凄く分かった」と笑みを浮かべた。

 完治のため「完全に全摘で胸とリンパ節…。とにかく胸を取ります」と右乳房を全摘出する。母・クラウディアさんや娘・百々香さんら周囲の力を借りながら病気と向き合い、闘病しながら「私ができることをやろう」と強い決意を示した。

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