玉川徹氏 五輪選手への誹謗中傷に怒り「そういうのはもうクズだな」 選手たちへの“妬み”も指摘

2024年08月15日 15:01

芸能

玉川徹氏 五輪選手への誹謗中傷に怒り「そういうのはもうクズだな」 選手たちへの“妬み”も指摘
東京・六本木のテレビ朝日社屋 Photo By スポニチ
 元テレビ朝日社員の玉川徹氏が15日、レギュラーコメンテーターを務めるテレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に出演。パリ五輪に出場した選手たちへの誹謗(ひぼう)中傷について見解を述べた。
 この日は誹謗中傷について特集。パリ五輪でも選手への誹謗中傷が問題となり、JOC(日本オリンピック委員会)がSNSの運営会社などに情報開示を求めたことなどを伝えた。

 この日、北京五輪で野球代表として出場した西武、ロッテなどでプレーした元プロ野球選手で、野球解説者のG.G.佐藤氏がゲスト出演。佐藤氏はメダルをかけた準決勝の韓国戦、3位決定戦のアメリカ戦で2度の落球をし、メダルを逃したことで、誹謗中傷にさらされた。

 佐藤氏は「自分がやったことですけど、周りから凄く言われたので、余計自分を責めたというか。何やっているんだろうっていう気持ちにはなりましたね。見なければいいんですけど、新聞は見る機会も多い。どうしても目がいってしまう。周りから聞くことも多いので。母親が一番悲しんでましたね」と回顧。ただ、そんな佐藤氏への誹謗中傷は今でも届くそうで、「いまだに“エラーをこすってるな”とか“ネタにするな”とかメッセージはよく来ますね」と明かした。

 これに、玉川氏は「どういうつもりでやってるんでしょうね、今でも。関係ないじゃないですか、その人。何か直接の被害を受けてるんですか?って」と語気を強めた。

 MCの羽鳥慎一アナが「残念な気持ちはわかりますけど」ともらすと、玉川氏は「やっている側はどういうつもりでやっているのかなと。そうやって人を傷つけるのが面白くてやっているようなタイプと、それがあたかも正義だと勘違いしているタイプがいる。全然正義じゃない、むしろ社会的に悪。悪をなすことを正義と勘違いしている人たち、そういう異常な人たちだと思う」とあきれた。

 その上で「ただ、こういう人たちって本当に少ないんですよ。SNSでもいろいろな研究が行われていますけど、何回もくり返し誹謗中傷的なことやっている人は全体の1、2%。ただ、数が多いので、あたかも全体の世論のように感じてしまう」と指摘した。

 これに、佐藤氏は「100個の良いコメントがあっても、たった1個の誹謗中傷って物凄く目立つというか、負のパワーって物凄い。言葉の力って凄いと思うので、使うなら感謝とか応援とか愛を伝えるために使ってほしいなと思いますね」と見解。玉川氏は「それが分かった上でやっている人もいると思うし、そういうのはもうクズだな」と切り捨てた。

 さらに「チャレンジして成功した人しかまずオリンピックに行けない。オリンピック行くこと自体物凄いこと。そういうものに対する“妬み”みたいなのもあるんじゃないですか。そういう人たちを引きずり下ろしたいというか、まさにドロドロした、邪悪な考えというか」とも」と話した。

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