「虎に翼」航一、事実婚を提案?桂場は裁判官・寅子“旧姓使用NG”ネット驚きも「最近なんだ」

2024年08月21日 08:15

芸能

「虎に翼」航一、事実婚を提案?桂場は裁判官・寅子“旧姓使用NG”ネット驚きも「最近なんだ」
連続テレビ小説「虎に翼」第103話。星航一(岡田将生・中央)は佐田寅子(伊藤沙莉)に「僕たち、結婚するのやめましょう」――(C)NHK Photo By 提供写真
 女優の伊藤沙莉(30)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「虎に翼」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は21日、第103話が放送された。話題のシーンを振り返る。
 <※以下、ネタバレ有>

 向田邦子賞に輝いたNHKよるドラ「恋せぬふたり」などの吉田恵里香氏がオリジナル脚本を手掛ける朝ドラ通算110作目。日本初の女性弁護士・判事・裁判所所長となった三淵嘉子氏をモデルに、法曹の世界に飛び込む日本初の女性・猪爪寅子(ともこ)の人生を描く。吉田氏は初の朝ドラ脚本。伊藤は2017年度前期「ひよっこ」以来2回目の朝ドラ出演、初主演となる。

 第103話は、団らんの食事が進む中、星航一(岡田将生)は「結婚したら、僕が佐田姓になる」と提案。星百合(余貴美子)は大反対、星朋一(井上祐貴)星のどか(尾碕真花)は構わないという立場だった。そんな中、轟太一(戸塚純貴)の提案により、佐田寅子(伊藤沙莉)は小学6年生の佐田優未(毎田暖乃)・航一と、轟の仲間たちの集まりに参加し…という提案。

 1955年(昭和30年)。優未が航一に相談。朋一は「好きにさせなよ。星の家は僕が継いでいくんだから」。百合は航一の亡き妻・照子の名前を出して反対。寅子は「いつ私が、航一さんに佐田姓になってほしいと言いましたか」と鎮めた。

 航一は「寅子さんの夫と、名乗りたい。僕の妻ですと、紹介したいんです」「寅子さんを妻だと紹介することは、世界中の人に、この人が僕の愛する人だと伝えることです」と本心を吐露した。

 寅子は法律上、星姓に変更後も、仕事上、佐田寅子を名乗ることは可能か、桂場等一郎(松山ケンイチ)に相談。

 「そんなもの駄目に決まっているだろう!」「君が裁判官だからだ。君がこれから関わる事件の判決、令状、すべての文書に記名する名前が、戸籍上の名前と違うとなった時、そこを突いてくる奴らが必ずいる。署名一つで裁判の判決にケチがつき、信憑性が疑われる。司法の独立、判決に対する国民の信頼を揺るがす行為を、許すわけにはいかん!」「結婚は構わん。だが、旧姓で働くことは、不可能だ」

 「裁判官が判決文や令状に旧姓を使うことが認められるのは、平成29年(2017年)のことです」(語り・尾野真千子)

 集いには、遠藤時雄(和田正人)の友人や上野でバーを経営している山田(中村中)が参加。山田は「私は男の体で生まれたけど、女の体になるように性転換の手術を受けました」。寅子が新潟に異動した頃、戦災孤児は減っていったが、路上生活者が増え、轟たちがおにぎりを配り始めた。寅子たちは山田たちの話を聞いた。

 集いも終わり、名字については寅子が折れるつもりだったが、航一は「僕たち、結婚するのやめましょう」「僕がやめようと言ったのは、いわゆる婚姻届を出して行う結婚のことです」――。

 SNS上には「平成29年、最近なんだ」「今や当たり前の旧姓使用」「そうなの?めちゃくちゃ最近じゃん!」「選択的夫婦別姓が認められないなら、事実婚しかないという判断?」「事実婚の提案?これまた斬新な解決案」などの声が上がった。

 寅子&航一の再婚、名字変更は果たして。

この記事のフォト

おすすめテーマ

芸能の2024年08月21日のニュース

特集

芸能のランキング

【楽天】オススメアイテム