辺見マリ“神のお告げ”洗脳され5億円失った過去 “白装束”で集団生活、借金も…目が覚めたきっかけとは

2024年08月21日 16:17

芸能

辺見マリ“神のお告げ”洗脳され5億円失った過去 “白装束”で集団生活、借金も…目が覚めたきっかけとは
辺見マリ Photo By スポニチ
 女優で歌手の辺見マリ(73)が20日放送の日本テレビ系「ザ!世界仰天ニュース」(火曜後9・00)に出演し、5億円を失った過去を明かした。
 マネジャーから「神様の声が聞こえる女性」を紹介され、息子や娘など家族の何気ない話から徐々に「マインドコントロール」にかかっていった。「神のお告げ」に最初は少額のお礼から始まった。その後、修行に参加するようになり、集団生活を始めた。“白装束”のように上下白のスウェット姿で集団で出歩いたこともあったという。

 娘でタレントの辺見えみり(47)は「なんか変だなというのはありました」と当時を回想。「おしゃれ好きだった母が白いスウェットを来たまま出かける感じになって、このまま行くんだって思って」。一緒に食事に出かけたこともあり、「あの集団なんなんだって感じで白い目で見られて、凄く恥ずかしかった印象」と振り返った。

 そして、「神のお告げ」が聞こえる女性は失踪。しかし、ともに集団生活を送っていた“妹”が「神のお告げ」が聞こえるように。金銭の要求はエスカレートし、貯金は底をつき、定期預金、生命保険まで解約してしまった。知人にも借金し、娘・えみりの契約金にも手を付けた。自宅も売却。「家族のためにやってることだったのに、途中から家族が悲しむことばかりになってきている。みんなで説得したときに“私は神様の仕事をするんだ”と言われて、もうお母さんじゃないなって」と、えみり。マリは「あのとき体の調子も悪くて、精神的にも。それでいて誰にも相談できない、自分の中で全て解決するって。自分の変な性格が災いの一つ」と回顧した。

 仕事復帰に導かれたマリは、自叙伝や写真集を言われるがままに出版、ダイエットサロンを立ち上げた。しかし、入会金2000万円を持ち逃げされ、徐々に洗脳から目が覚めていったという。「子供たちと距離が離れたりとかしたし、苦しかったと思う。関わりたくないときもあったと思う。でも、よくそばにいてくれた。親子の縁を切らず、幸せ者です、みんなに見守られて」と感謝を口にした。

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