ハン・ソヒ、スクリーンデビュー作「Heavy Snow」が韓国で10月に公開決定…予告ポスターを公開

2024年09月05日 14:30

写真=PAN CINEMA
女優のハン・ソヒのスクリーンデビュー作「Heavy Snow」が、韓国で10月の公開を確定した。

映画「Heavy Snow」が公開を控えて、感覚的な映像美を垣間見ることができる予告ポスターを公開した。同作は、ハイティーンスターのソリ(ハン・ソヒ)と、運命のように出会った女優志願のスアン(ハン・ヘイン)が、お互い素直になれなくてすれ違い続けた時代を経て、再び求めあう冬のラブストーリーだ。

「全州(チョンジュ)国際映画祭」の韓国競争部分に選定された「Heavy Snow」は、チケットが販売開始からわずか1分で全席完売を記録しただけではなく、「BFIフレア・ロンドンLGBTQIA+映画祭」、ローマ「アジアン映画祭」「ハンブルク映画祭」、香港「アジアン・シネラマ」など全世界の映画祭からラブコールを受けており、韓国での公開に対する期待がより一層高まっている。

特に、“韓国映画界の宝石”と評価される女優のハン・ヘインと、独自の魅力で全世界で愛されているハン・ソヒの素晴らしい演技のケミ(ケミストリー、相手との相性)は、「エレガントで真正性のある演技のハン・ソヒと、胸にピンとくる繊細な演技のハン・ヘイン。2人の女優の美しくて強烈なケミ」(View of the arts)、「2人の女優の訴求力のある演技と、冬の神秘的な感性を収めた感覚的な演出」(Loud and clear)など、映画の完成度をより一層高める上で重要な役割をしたという好評を得た。

劇中でハン・ソヒが務めた子役出身のハイティーンスターのソリは、幼い時から演技をしてきたが、本当に自分が何を望んでいるのか分からず、彷徨っていた人物だ。ソリは江陵(カンヌン)芸術高校で演技に対する情熱を燃やすスアンに出会い、特別な感情を抱く。冷たい人生でスアンと共にした時間だけが唯一の慰めであることに気づくことになる。

ハン・ソヒは、ドラマ「夫婦の世界」「京城クリーチャー」「マイネーム: 偽りと復讐」「わかっていても」などに出演し、世界的な関心と愛情を受けた。ハン・ヘインが演じた未来が不透明な女優志願のスアンは、大雪のように押し寄せてくるソリによって混乱を感じる人物だ。劇中でスアンは、ソリにも自分にも素直になれなかった19歳の時を過ぎてから、お互いの真心に少しずつ気づいていく。ハン・ヘインはドラマ「明日」「作家失踪事件」、映画「私の血まみれの恋人」「月が沈む夜」など、繊細で真正性のある演技で自分のキャラクターの生命を吹き込み、“韓国映画界の宝石”と評価されている。同作でもスアンの静かながらも絶え間なく押し寄せて混乱する内面をどのように表現したのか、期待がより一層高まっている。

これと共に公開された予告ポスターは、神秘的かつ感覚的な冬の雰囲気が目を引く。雪が降る真っ白な雪山と冬の海の荒波を背景に、ソリとスアンが並んで立っている姿は、大雪が降る瞬間の静かで幻想的なイメージが加わり、2人の俳優が見せる切ない関係に対する期待を高める。ここに「その日、私たちはお互いに埋もれた」「10月、スアンがソリに」というフレーズは、互いに惹かれ、避ける感情の流れを表情、身振り、対話一つ一つを通じて繊細に演じた女優たちの完璧なケミを予告する。

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