野々村友紀子氏 兵庫・斎藤知事による調査前の告発者処分に疑問「慌てて不当な処分…逆にそこに真実が」

2024年09月05日 16:56

芸能

野々村友紀子氏 兵庫・斎藤知事による調査前の告発者処分に疑問「慌てて不当な処分…逆にそこに真実が」
野々村友紀子氏 Photo By スポニチ
 放送作家の野々村友紀子氏(50)が5日、TBS系「ゴゴスマ~GOGO!smile~」(月~金曜後1・55)にコメンテーターとして生出演し、パワハラやおねだりなど数々の疑惑に対する告発文をめぐる兵庫県の斎藤元彦知事(46)の言動に疑問を口にした。
 斎藤知事をめぐっては、元県西播磨県民局長の男性が、斎藤知事のパワハラ疑惑など7項目にわたる告発文を作成した。しかし知事らはこれを公益通報として扱わず、逆に男性を内部通報者として特定し、調査を待たずして停職3カ月の懲戒処分とした。この男性は7月に自殺した。

 5日開かれた県議会の調査特別委員会(百条委員会)に出席した県の特別弁護士・藤原正廣氏は、告発文について「居酒屋などで聞いた単なるうわさ話で作成された」と説明。「居酒屋でお酒を飲みながらという話になれば、そこに真実相当性が担保されているかというと、疑問を抱かざるを得ない。十分な情報源からの情報取得にはならない。文書の中で具体的に書かれている部分は極めて限られている。総合的に考えれば、これはうわさ話にすぎないという評価が可能」と証言した。

 こうした証言に、野々村氏は「居酒屋でそういう時にこそ、ポロっと出てくる真実もあると思う」と疑問を呈した。さらに、知事が調査前に告発者を処分するよう指示していたことについても、「調査しないで堂々としていればいいのに。それだけ身に覚えがないんだったら、堂々と調査して下さいと言えばいいのに、慌てて不当な処分をするというのは、逆にそこに真実があるのではないかと思いますね」と指摘した。

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