藤原紀香「関西弁をしゃべれて良かったな~と」 錦織一清の舞台初日トークショーに登場

2024年09月05日 20:31

芸能

藤原紀香「関西弁をしゃべれて良かったな~と」 錦織一清の舞台初日トークショーに登場
舞台「カルメン故郷に帰る」でストリッパー役を熱演する藤原紀香 Photo By 提供写真
 女優・藤原紀香(53)主演の舞台「カルメン故郷に帰る」が5日、大阪松竹座で開幕し、終演後に演出の錦織一清(59)とアフタートークショーを行った。
 同作は故・高峰秀子さん主演、木下恵介監督で日本初のカラー映画として上映されたものの舞台版。戦後、ストリッパーとして必死に働いた女性たちと、因習に縛られ偏見を持つ故郷の人々とのぶつかり合いをへて心を通わせていく。

 映画では長野が故郷として描かれたが、今回は和歌山を舞台にしたとあって藤原は「関西弁でお芝居ができる、っていうのは格別なものです。感情がちゃんと表せるし、関西弁をしゃべれて良かったな~と、アドバンテージをもらえている気分」と笑顔で語った。

 錦織も「ボクは東京生まれ、東京育ちですけどなぜか大阪弁の芝居にかかわることが多い。関西弁って無形文化財だと思ってますから」とにんまり。「大阪の人って面白くて調子いい人が多い」と続け、この日乗ったタクシー運転手とのやりとりを披露した。

 錦織は「松竹座まで」とお願いしたが、なぜか運転手は「上六ですね?」と、目的地を新歌舞伎座と勘違い。錦織が「いや、道頓堀の…」と修正すると、運転手は「今、五木ひろしさんやってるんでしょう?」と最後まで調子良くマイペースだったという。

 東京から仙台、名古屋公演を経ての大阪初日に、藤原は「やればやるほど、仲間の芝居を見てキュンとしています。悪い人が出てこないこの芝居が大好き。劇中にもありますが、お客さんに来る前よりちょっとでも元気になってもらえるよう精いっぱい、日本人が忘れかけている、こんなご時世やからこそ伝えたいものが伝わるよう頑張ります」と力を込めた。公演は17日まで。

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