「私のヘリへ」シン・ヘソンを巡る三角関係の始まりか【ネタバレあり】

2024年10月16日 19:00

※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=genie TVオリジナルドラマ「私のヘリへ」画面キャプチャー
これまでベールに包まれていたシン・ヘソンの秘密が公開された。

15日に韓国で放送されたgenie TVオリジナルドラマ「私のヘリへ」第8話の視聴率は、首都圏4.1%、全国3.5%と急速に視聴率を伸ばし、それぞれ自己最高視聴率を記録した。

FUNdexが発表した10月第2週のTV+OTT話題性ランキングで、動画話題性1位を獲得するなど、視聴者の口コミと共に人気を伸ばし、この秋最高の恋愛ドラマと評価されている。genie TVは「クラッシュ 交通犯罪捜査チーム」「Your Honor」「私のヘリへ」で3連続ヒットを記録している。(ニールセン・コリア)

この日の放送で、ヒョノ(イ・ジヌク)に結婚の噂が立った理由が明らかになった。サラ金業者であるミジャおばあさん(チェ・スミン)は乳がんになった状況で、ヒョノが幸せな家庭を築くことが生前の願いだと言った。ヒョノは自分と結婚する女性はいないと一線を引くが、その瞬間、ミジャおばあさんの家族と一緒に住んでいるチョロン(ソ・スミン)が、ヒョノと結婚したいと言い出した。

チョロンはヒョノのことが好きではないが、ミジャおばあさんの本当の家族になりたいと言った。それを受け入れられないヒョノに、チョロンは「ミジャおばあさんが望むことは全部叶えてあげたいと思わないか」としつこく説得した。そして、ウノ(シン・ヘソン)はヒョノが結婚するという噂を聞いてショックを受ける。かつて彼と別れた時に、非婚主義だと言ったヒョノの言葉がずっとウノを苦しませ、結局、進行していた正午のニュースで放送事故を起こしてしまう。その後、ヒョノを呼び出したウノは涙を流しながら「『結婚なんて、僕はそんなことしないよ』と、あなたがそう言ったでしょう。なのに結婚するなんて」と、彼が過去に言ったことを振り返り、腹を立てた。他の彼女はいなかったと状況を説明しようとするヒョノに、ウノは「私はダメで、他の彼女はいいってことでしょう? あのね、チョン・ヒョノ。私はいったいあなたにとって何だったの?」と、引き留めようとするヒョノの手を振り払い、その場を立ち去った。

続いてウノは「ヒョノは非婚主義ではなく、私とだから結婚しなかったのです。私はそうやって愚かになりました」と話し、彼女の大きな挫折感をうかがわせた。

一方で、ジュヨン(カン・フン)は、ヘリ(シン・ヘソン)への切ない気持ちを表した。ジュヨンはヘヨン(チョ・ヘジュ)に、ヘヨンのお気に入りのうどん屋に一緒に行こうと誘う。

ヘヨンはうどん屋で「言えない悩みがあるでしょう?」とそっと尋ね、ジュヨンは「僕は大丈夫だと思う。大丈夫じゃないと思ったけど、考えてみたら大丈夫だと思う。待っていればまた現れるだろうから」と言い、「現れたら、僕が頑張ればいい。そうすれば、その人の心を得られると思う。なぜなら、僕の心は1つだから。僕の心は1人しか想えないから。どんなに病が深刻でも、それは変わらないと思う」と、独り言に近い答えをした。

そして、戸惑うヘヨンに向かって「このうどん、本当に美味しい。紹介してくれてありがとう。これを食べながら泣いてしまうかもしれない」と言った。

ヒョノとの過去を振り返ったウノは、地下鉄でぼーっとしてしまい、7年間パーソナリティを務めたラジオ番組に遅刻してしまった。ソ・チングク報道局長(キム・ドンギュン)に「チョン・ヒョノはこんなバカのどこが好きなんだろう。お前のために9時のニュースから降りるし、お前の何が好きで」と暴言まで言われた。

また、ソ・チングク報道局長の指示でヒョノと一緒に進行していた「イシューイン」からも降板し、ヒョノが9時のニュースを諦めてまで守ってくれた正午のニュースからも降板しなければならなかった。ウノは自分を慰めるジオン(カン・サンジュン)に「私のせいよ。私と別れたのも、人々が噂するのも、すべての番組から降板したのも、他の人が私のせいで苦しんでいるのも、全部私のせい」と言った。

その後、ウノが姿を消した。ウノはヘリと一緒に書いた日記に「私は、私が嫌い」と書いた。その後、PPSのウノのデスクが空っぽになっており、「私のヘリへ。ヘリ、私は幸せでありたかった。私だけで十分に私が満たされることを望んだ。私が本当に幸せであってほしい」とナレーションが続いた。

続いて、日記の最後のページには「ウノさんへ。でも、あなたは幸せになることさえも失敗しました。ついに私が出る番です。私、チュ・ヘリが」と書かれており、ウノの行方が好奇心を刺激した。

また、最後のシーンで、ジュヨンがヒョノを訪ねる姿が描かれ、今後の展開に期待が高まる。ジュヨンがヒョノに「こんにちは。私はメディアNソウルのカン・ジュヨンです。チュ・ウノさんは今どこにいるんですか?」と尋ねると、ヒョノは「まず、あなたがチュ・ウノとどのような関係で質問をしているのかを聞いてから」と冷たく答えた。

ジュヨンに「僕はチュ・ウノさんの別人格であるチュ・ヘリさんと付き合っています」と言われて困惑するヒョノの姿が描かれ、今後繰り広げられる三角関係を予感させた。

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