「海に眠るダイヤモンド」斎藤工、心に響いた野木亜紀子脚本「この言葉は自分に向けられているのでは」
2024年10月30日 09:15
芸能
斎藤が演じるのは、主人公・鉄平(神木)の良き理解者でもある兄・進平。妻が亡くなったことを認められず、帰りを待ち続けている炭鉱夫という役どころだ。
斎藤は今作について、「この作品の素晴らしさは、その時の表情や心情まで丁寧に表現されていることだと思います」と自身の思いを主張。「脚本も非常に繊細で、視聴者である自分が“この言葉は自分に向けられているのでは”と思うような瞬間がいくつもあり、現代を生きる人たちの心に響くようなメッセージが込められていると感じました」と、強いメッセージ性があると感想を述べた。
また、「見どころとしては、やはり全編を通して描かれる端島の再現に驚かされました」と、壮大なスケールの映像に驚いた様子。「映像マジックでごまかすこともできたはずですが、妥協を一切せず、実際にその世界を作り上げている点に感動しています。セットや美術も驚くほどリアルで、制作陣の情熱が感じられます」といい、「全力で端島の世界を作り上げてくれた人たちがいてこその作品だと思い、誇らしく思います」と語った。