NHK子会社 社員が200万円超の経費を不正利用 謝罪 諭旨解雇&取締役3人が報酬の一部を自主返納
2024年10月30日 16:25
芸能
同社によると、総合美術センター管理職(美術業務担当)が、2017年から7年間、会社の経費で私的な物品の購入を繰り返していたという。また、業務で使用した物品の一部を自宅に持ち帰るなどしていた。社内調査で判明した70件の購入代金209万7661円を弁済させ、持ち帰った物品は返却させると発表。また、この社員は諭旨解雇としたと報告した。
さらに担当部長と部長については「上司として業務の管理・監督が十分でなかったと判断」し、減給処分を発表。また「NHKの担当理事が当社の取締役3人を厳重注意しました。3人は、経営上の責任を明らかにするため、報酬の一部を自主返納することとしました」とし、平田恭佐代表取締役は自主返納30%を1か月、松木孝太郎専務取締役は自主返納30%を1か月、荒木利幸取締役は自主返納50%を1か月とすると発表した。
同社は「当社の社員としてあるまじき行為であり、深くおわびいたします」と謝罪し、「社内のチェック体制を再構築、強化し、再発防止に向けた全社的な取り組みを徹底してまいります」と再発防止を誓った。