片岡仁左衛門 3年連続の“忠臣蔵もの”に自信「いろんな角度から見る、という面白みがある」

2024年11月05日 15:45

芸能

片岡仁左衛門 3年連続の“忠臣蔵もの”に自信「いろんな角度から見る、という面白みがある」
「吉例顔見世興行」で大石内蔵助を演じる片岡仁左衛門 Photo By スポニチ
 歌舞伎俳優の片岡仁左衛門(80)が5日、京都市内で「吉例顔見世興行」(12月1日~22日、南座)の取材会を行った。
 仁左衛門は夜の部の「元禄忠臣蔵 仙石屋敷」で大石内蔵助にふんし、堀部安兵衛に市川中車(58)らを配した座組に「見応えのある忠臣蔵になっているのではないかな?と思う」と自信をのぞかせた。一昨年の「松浦の太鼓」、昨年の「仮名手本忠臣蔵」に続き、3年連続で“忠臣蔵もの”に主演。「この3年間、忠臣蔵にこだわっていたというか、2年続いたら“今度も忠臣蔵でいこうか?”となって、いろんな角度から忠臣蔵を見る、という面白みがある」と話した。

 顔見世への出演に改めて「今年も元気に出させて頂いて本当に感謝ですね」としみじみ。「もちろん、気持ちと体のギャップは30年ぐらいあるかな。気持ちは30年前のまま、体はどうにかこうにか付いてきてくれている」と笑った。

 先月は東京・歌舞伎座で「婦系図」の早瀬主税を熱演。80歳を過ぎての大役続きに「私が最年長の主税だろう、と思っていたらもっと上がいた。仲代達矢さんなんか90歳過ぎてもあれだけの舞台をやっておられる。そんなのを見ると“もっと頑張らなアカンな”と思う」と自らを奮い立たせていた。

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