【七夕賞】信頼の鳴尾記念2着ショウナンバルディ、相手はクラージュゲリエ

2021年07月06日 05:30

競馬

【七夕賞】信頼の鳴尾記念2着ショウナンバルディ、相手はクラージュゲリエ
ショウナンバルディ Photo By スポニチ
 先週から始まった新コーナー「up to データ」。今週は「第57回七夕賞」の過去10年のデータから激走馬をあぶり出す。ステップレース、年齢、性別、脚質でジャッジすると、今年の福島名物重賞に最もフィットするのは鳴尾記念2着のショウナンバルディだ。
 【前走】出走数が多い前走レースで信頼できるのは【2・2・0・13】の鳴尾記念組。勝率11・8%、連対率23・5%なら優秀だ。過去の勝ち馬には14年メイショウナルト、15年グランデッツァ。今年はショウナンバルディ、クラージュゲリエの2頭がエントリーしている。

 【年齢】高齢馬は注意だ。過去10年の3着以内延べ30頭のうち実に27頭が6歳以下だった。7歳以上は【1・1・1・40】で勝率2・3%、連対率4・7%と数字を大きく落とす。“七夕賞の顔”クレッシェンドラヴも今年ついに7歳に。近年よりは評価を下げたい。

 【性別】牝馬優勢の時代でも七夕賞なら話は別だ。牝馬の勝利は10年前のイタリアンレッドまでさかのぼり、2着はなく3着が1回だけ。牡馬より出走数が少ないとはいえ、9年連続で牡馬&セン馬が1~3着独占中となればアバルラータ、ロザムールには嫌なデータとなる。

 【脚質】トリッキーな福島重賞らしく、逃げ&先行馬が有利。特に4角先頭の馬は単勝回収率160%と優秀。また、4角2番手以内の馬も連対率は20・8%と狙える。近走で機動力を見せてきた馬を積極的にチョイスしたい。

 【結論】本命は鳴尾記念2着のショウナンバルディ。5歳にしてグッと馬が成長した印象で、その前走は好位2番手から粘り込んだ。勝ち馬ユニコーンライオンは続く宝塚記念でも2着に好走しており、レースレベルも文句なしだ。相手も鳴尾記念組のクラージュゲリエ。ショウナンバルディのすぐ後ろで器用に立ち回った内容から初挑戦の福島コースも苦にしないだろう。3番手には年齢別で【2・2・2・10】と最も優秀な4歳馬ワーケアを推したい。

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