【住之江ボート・SG第38回グランプリ連載<4>】平本真之 継続を力に変えて勝負
2023年12月07日 10:00
ボートレース
「3月にG2を優勝して、昨年よりは明らかにいいリズムでした。目立った活躍をしていない割には、この位置にいます。トータルで考えてG21個獲っただけで、この位置にいるというのは一発で行くよりは価値があるのではと考えています」
昨年は11月鳴門チャレンジCの目イチの勝負駆けでファイナル(6着)まで進出して最後の最後まで粘ってみせたがGPに出場できず。特別競走での優勝がなかったことが響いたようだが、今年は3月びわこG2秩父宮妃記念杯で峰竜太を制して優勝。結果的に、これが年末の大一番出場につながったと言える。
「昨年と変えたところは特にないです。ペラの調整とかですね。変えたい気持ちにもなったけど、変えると今までの自分が壊れるのではないかと思いました」 とにかく自分のスタイルを変えずにプラス思考を貫いた。コツコツとやってきたことをGPでも継続してやっていくだけだ。
「住之江は久しぶり。あまり得意意識はないけど、成績は悪くないです。やるべきことをやって、いいメンタルで臨みたい」
11月の三国SGチャレンジCでは前向きに普段求めない伸びを求める調整を敢行。「この時期の淡水では、いい経験になったと思っています」。同じく淡水の住之江でのGPを想定しての準備を進める。初のGP制覇へ前進あるのみだ。