【香港カップ】プログノーシス 春の雪辱へ絶好!2度目シャティンきっちり順応
2023年12月07日 05:08
競馬
主戦・川田を背にした追い切り。久々に踏みしめたシャティンの芝の感触を確かめるように常歩(なみあし)で半周した後、残り5Fあたりから軽めのキャンターへ。直線さらにギアを上げ、ラスト2Fは24秒1でフィニッシュ。しっかりとした脚取りでゴール前、サラッと脚を伸ばした。
川田は「5Fからリズムを大事にしながら、オーバーワークにならない程度に動かしました。ある程度いい状態で来られているなと。レースに行けば、もっといい雰囲気になってくる馬なので。ここまで順調だと思います」と笑顔で語った。日本よりは粘着度が高そうなシャティンの芝については「春に走っていますので」と気にしていない。
今夏の札幌記念を制し、前走の天皇賞・秋は超高速決着で3着。勝ったイクイノックスに0秒6差をつけられたが改めてG1級のポテンシャルを示した。その後は再び海を渡って香港へ。2度目のシャティンとあって、すっかり環境に順応している雰囲気。春の経験を生かし、タイトル奪取へ。忘れ物を取りに行く。