タカマツ・高橋 “五輪必勝ネイル”は星マーク サロンではガールズトーク
2016年08月20日 08:55
五輪
日の丸、五輪のマーク…カラフルに彩られた高橋の勝ちネイルを担当した東京・銀座のサロン「ベイビーズブレス」の村山尚央(なお)さん(28)は「リクエストがあれば、ぜひ金メダル仕様を考えたい」と喜びを爆発させた。
決勝戦は自宅のテレビで最後まで観戦したため、寝不足気味という村山さん。第3ゲームでデンマークに16―19とリードされた際には「大丈夫、大丈夫と祈るしかなかった」と死闘を思い出し、目を潤ませた。
高橋はリオへ出発する前日の7月29日に来店。事前に「五輪用にデザインを考えてほしい」との注文があり、五輪特別仕様を無料で施した。濃いブルーに塗られた中指には、金メダルに見立てた星のマークが光る。村山さんは「星のデザインを付けていると、負けないと話してくれました。毎回入れると効果がなくなるから、常に入れる訳ではなく、ここぞ!という試合の前には、必ずリクエストがあります」。
初来店は5年ほど前。それ以降、月1回ペースで通う行きつけとなった。店内には2年前に村山さんが頼んで、高橋が日本で初めて書いたというサイン色紙が飾られている。
試合では闘志あふれる表情を見せる高橋だが、普段はシンプルで可愛いデザインや、淡い色の一色塗りをリクエストしてくることも多いという。完成までの約2時間、高橋は遠征先で見た風景や、大ファンだという三代目J Soul Brothersの山下健二郎(31)についてなど、女子トークに花を咲かせるという。特に「山下さんの話をする時は、乙女のようにキャーキャー言って喜んでいます」と村山さんはほほ笑んだ。
そろそろ次の予約が入るころ。来店したら「お帰りなさい、お疲れさまでしたと言って祝福したいですね」。金メダルネイルを施せる日を心待ちにしていた。