タカマツ・高橋 “五輪必勝ネイル”は星マーク サロンではガールズトーク

2016年08月20日 08:55

五輪

タカマツ・高橋 “五輪必勝ネイル”は星マーク サロンではガールズトーク
五輪「勝ちネイル」を披露するバドミントンの高橋礼華。右は担当した村松尚央さん
リオデジャネイロ五輪女子バドミントン・ダブルス
 日本バドミントン界で五輪史上初となる金メダルをもたらした女子ダブルスの高橋礼華(26)松友美佐紀(24)ペア。目立ったのは高橋の必勝願掛けネイルだ。中指に星をあしらったデザインで、担当者は「何かお祝いをあげたい」と“金メダル”ネイルを約束した。

 日の丸、五輪のマーク…カラフルに彩られた高橋の勝ちネイルを担当した東京・銀座のサロン「ベイビーズブレス」の村山尚央(なお)さん(28)は「リクエストがあれば、ぜひ金メダル仕様を考えたい」と喜びを爆発させた。

 決勝戦は自宅のテレビで最後まで観戦したため、寝不足気味という村山さん。第3ゲームでデンマークに16―19とリードされた際には「大丈夫、大丈夫と祈るしかなかった」と死闘を思い出し、目を潤ませた。

 高橋はリオへ出発する前日の7月29日に来店。事前に「五輪用にデザインを考えてほしい」との注文があり、五輪特別仕様を無料で施した。濃いブルーに塗られた中指には、金メダルに見立てた星のマークが光る。村山さんは「星のデザインを付けていると、負けないと話してくれました。毎回入れると効果がなくなるから、常に入れる訳ではなく、ここぞ!という試合の前には、必ずリクエストがあります」。

 初来店は5年ほど前。それ以降、月1回ペースで通う行きつけとなった。店内には2年前に村山さんが頼んで、高橋が日本で初めて書いたというサイン色紙が飾られている。

 試合では闘志あふれる表情を見せる高橋だが、普段はシンプルで可愛いデザインや、淡い色の一色塗りをリクエストしてくることも多いという。完成までの約2時間、高橋は遠征先で見た風景や、大ファンだという三代目J Soul Brothersの山下健二郎(31)についてなど、女子トークに花を咲かせるという。特に「山下さんの話をする時は、乙女のようにキャーキャー言って喜んでいます」と村山さんはほほ笑んだ。

 そろそろ次の予約が入るころ。来店したら「お帰りなさい、お疲れさまでしたと言って祝福したいですね」。金メダルネイルを施せる日を心待ちにしていた。

おすすめテーマ

2016年08月20日のニュース

特集

【楽天】オススメアイテム