【加茂周 視点】ここまで来たら腹をくくって戦うしかない

2018年05月31日 09:20

サッカー

【加茂周 視点】ここまで来たら腹をくくって戦うしかない
<日本・ガーナ>試合中、天を仰ぐ西野監督(撮影・西尾 大助) Photo By スポニチ
 【キリンチャレンジ杯   日本0―2ガーナ ( 2018年5月30日    日産ス )】 西野監督になって1週間しか練習していない中で、ここまでチームを仕上げたと考えれば悲観的になることはない。0―2で敗れたことは残念だが、チャンスをつくれた場面もあり、それなりの手応えはつかんだと思う。
 31日に23人のW杯メンバーを発表するが、選手選考に関しては、西野監督はほとんど決めているだろう。その中でも本田は攻撃のリーダーに考えていると思う。大きな大会では経験が重要だし、直前の監督交代など厳しい局面が続いているので本田のような強いキャラクターは必要だ。この試合で59分プレーしたが、サイドだけでなく、中に入ってのプレーもしていたし、前半33分にはいい形でシュートも打った。得点感覚はいいものがあるし、FKも蹴れるので必要な選手だと思う。

 45分間プレーした香川もコンディションは悪くなさそうで、使えるはず。岡崎も含めて経験のあるベテランを活用して戦う構想だろう。ここまで来たら腹をくくって戦うしかない。(元日本代表監督)

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