スペインPK戦で消えた…開催国ロシアに不覚 14年の雪辱ならず

2018年07月02日 05:30

サッカー

スペインPK戦で消えた…開催国ロシアに不覚 14年の雪辱ならず
ジョルディ・アルバ(下)に声をかけるイニエスタ(AP) Photo By AP
 【W杯決勝トーナメント1回戦   スペイン1―1(PK3―4)ロシア ( 2018年7月1日    モスクワ )】 23戦無敗だったスペインは1日に開催国ロシアと対戦し、PK戦の末に敗れた。この一戦でGKカシリャスが持つ同国W杯最多試合出場の17に並んだDFセルヒオラモスが、前半13分に相手のオウンゴールを誘発して先制。同41分にPKで追いつかれ試合は延長戦へ。それでも決着がつかずPK戦にもつれ込んだが3人目のMFコケ、5人目のFWアスパスが外し、3―4で敗れ8強入りを逃した。
 W杯では開催国と過去4度対戦し、未勝利だったが、イエロ監督は前日「記録は破られるもの」とし「スピードある攻撃ができれば相手を痛めつけられる」と自信を見せていた。この日は神戸入りが決まっているイニエスタを先発から外し、右サイドバックに負傷明けのカルバハルではなくナチョを入れるなど、てこ入れ。だがホームの大声援をバックに勢いを増した相手に、今回も不吉なデータを払しょくできなかった。大会直前にロペテギ前監督が解任される激震に見舞われた中、1次リーグで敗退した前回大会の雪辱を誓っていたが優勝候補の一角がまた姿を消した。

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