川崎F・鬼木監督 大事なのは感染しない、させないこと…「サッカーできるだけで幸せと思って」
2020年05月01日 15:12
サッカー
もちろん、鬼木監督もコロナ渦の早期収束とJリーグのいち早い再開を願ってやまないひとり。再開後しばらくは無観客試合も想定されている中、指揮官も現状を鑑み理解を示し、選手のコンディションのばらつきやメンタル面の心配も口にしつつ「むしろサッカーできるだけで幸せだと思って選手にはやって欲しい。サッカーをできる喜びみたいなのを噛みしめて欲しい。お客さんがいないからといってサッカーの熱量とかそういうのは、僕の中では絶対に落とさせないでやりたいとは思っている。良いサッカーを見せたい思いは、当然ある」と話した。
また再開するにあたり、準備期間の長さに関しても様々な議論が交わされているが、鬼木監督は「単純にこの日程でいきますと連戦というものは目に見えている」と想定した中で「個人として連戦となることによって、ケガが増えると思う」と懸念材料を指摘。「そういう意味でいうと、ある程度時間があった方が。チームの戦術うんぬんもあると思いますけど、それよりも順番はやっぱり命だったり、ケガだったりとか、少しそういうものを大事にしなくてはいけないと思う」と語った。