オーストラリア代表初招集 ウルグアイ出身ストライカー「サッカー人生最大の節目」

2022年03月17日 11:58

サッカー

オーストラリア代表初招集 ウルグアイ出身ストライカー「サッカー人生最大の節目」
ブルーノ・フォルナローリ(ロイター)
 24日のW杯アジア最終予選で日本と対戦するオーストラリア代表のメンバー27人が17日に発表され、オーストラリア・Aリーグのパースに所属するウルグアイ出身のFWブルーノ・フォルナローリが34歳で初招集された。
 03年にU―17ウルグアイ代表でプレーしたものの、A代表で出場歴がなく、15年からプレーしているオーストラリアで市民権を取得したフォルナローリは初招集を受け「素晴らしい気分。とてもハッピー」と満足げ。「34歳でキャリアを通じてベストを尽くしてきた。こんな瞬間を待っていたんだ。サッカー人生で最大の節目となることは間違いない」と興奮した様子で語った。

 メルボルン・シティー加入1季目の15~16年シーズンに25得点で得点王に輝くなどAリーグ通算138試合で81得点を記録している点取り屋は「ストライカーとして常にゴールが必要だけど、チームが求めることは何でもする。必要ならインサイドでもアウトサイドでもプレーする。自分のことではなくオーストラリアをW杯に出場させるためだからね」と意欲をにじませた。

 在住7年となるオーストラリアに関し「家族が快適に過ごせるように助けてくれた。この国に感謝しているし、愛している。息子はここで生まれて完全にオージーなんだ」と愛着を語った。

 オーストラリア・サッカー協会は国際サッカー連盟(FIFA)にフォルナローリの代表変更を申請中で「日本戦までに承認されることを期待している」と声明を発表。日本戦出場はFIFAの対応次第となるが、アーノルド監督は「彼をメンバーに迎えられて良かった。ボールを収めてキープし、FKを得てゴールを決める。チームに加えることはとても有益」と期待を寄せた。

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