フライブルク堂安が左足甲負傷交代 板倉、大迫、浅野…故障者続出の森保ジャパンにまた痛手

2022年09月17日 04:00

サッカー

フライブルク堂安が左足甲負傷交代 板倉、大迫、浅野…故障者続出の森保ジャパンにまた痛手
<オリンピアコス・フライブルク>相手と激しく競り合う堂安 Photo By 共同
 【欧州リーグ1次リーグG組   フライブルク3―0オリンピアコス ( 2022年9月15日 )】 欧州リーグの1次リーグ第2戦が15日に行われ、フライブルクのMF堂安律(24)は3―0で制したオリンピアコス戦で左足の甲を痛めて後半24分に交代した。今月下旬のドイツ遠征を控え、日本代表に負傷者が続く中で離脱の可能性が浮上。レアル・ソシエダードのMF久保建英(21)はオモニア戦で決勝アシストを記録して2―1の勝利に貢献した。
 その瞬間、堂安が苦痛に顔をゆがめた。後半20分、相手のトラップミスを足元に収めようと走り込むと、正面から相手DFレアブチュクのスライディングを左足に受けた。痛みに数歩跳びはねると、その場で一瞬うずくまる。プレーはすぐに再開され、患部を気にしながら軽く走り始めたが、4分で交代。わずかに左足を引きずりながらピッチを去った。

 序盤から攻撃的に仕掛けて快勝し、満足げなシュトライヒ監督だったが、堂安に関しては「病院に行かなければならない。誰かが過度の力をかけたようだ」と表情を曇らせた。

 ここまで公式戦8試合で4得点していたアタッカーは右サイドでボールを持った開始5分にファウルを受けて先制点につながるFKを獲得。「立ち上がりだったのでファウルをもらった方がいい」と判断し、連勝発進に貢献した。「少しずつ大人になってチームのことを考えられるようになってきた」と納得の表情を見せたが、検査の結果次第で18日の国内リーグ・ホッフェンハイム戦は欠場の可能性も報じられている。

 軽傷なら日本代表で迎える23、27日の親善試合への影響も少ないが、骨折しやすい中足骨がダメージを受けていれば状況が変わる。代表の攻撃陣は伊東(Sランス)や久保がクラブで一定の結果を出している一方で大迫(神戸)はコンディション不良で遠征メンバーを外れ、浅野(ボーフム)は右膝負傷で離脱。南野は出場機会が不足する。好調の堂安が負傷で今後の調整に問題を抱えるような事態になれば、W杯への不安が増す。離脱回避を願うしかない状況だ。

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