森保ジャパンW杯メンバー予想 キーパーソンは第1戦・大然 第2戦は大迫&南野のホットライン

2022年11月01日 05:15

サッカー

森保ジャパンW杯メンバー予想 キーパーソンは第1戦・大然 第2戦は大迫&南野のホットライン
カタール2022日本代表布陣図 第1戦VSドイツ Photo By スポニチ
 日本代表の森保一監督(54)は1日午後2時から都内で会見を行い、W杯カタール大会(20日開幕)のメンバー26人を発表する。7大会連続7回目出場の日本は1次リーグでドイツ、コスタリカ、スペインと対戦する。初のベスト8以上を目標に掲げる森保監督はどんな陣容で臨むのか。指揮官の目線で予想してみた。
 選考のポイントになるのが「試合の強度」と「過密日程」だ。ドイツ、スペインは世界トップレベルの強豪。コスタリカもフィジカルの強い難敵。3戦とも強度の高い試合になる。そして今大会は試合間隔が中3日でロシア大会の第1、2戦の中4日よりも短く、疲労回復に充てる時間が少ない。先発を固定して戦うことは難しくなるわけだ。

 9月のドイツ遠征も中3日で2試合を行ったが、森保監督は先発を全員入れ替えるターンオーバーをテスト。「(W杯初戦で)ドイツと戦うと想像以上のエネルギーを使う。2チーム分の戦力がいる中で1試合ずつ入れ替えながら戦える準備をしないと8強は難しい」とW杯でも先発を入れ替える方針を示唆した。23人から26人に増えた登録枠を、そのために使うはずだ。

 ドイツ戦の先発を考えてみる。システムはドイツ遠征で機能した4―2―3―1。GKは権田。4バックは酒井、吉田、冨安、中山が有力。ボランチは遠藤、守田。2列目は伊東、鎌田、久保でスタートし、勝負どころで左MFに三笘を送る。FWはボールキープできる大迫が本命だが、献身的に走り相手DFにプレスをかける前田を使い守備陣の負担を軽減する方法もある。

 ドイツ戦の結果でコスタリカ戦の戦い方は変わる可能性もあるが、先発を入れ替える見通し。中心選手は残しつつCB板倉、SB長友、MF堂安らフレッシュな布陣で臨む。

 そうした戦い方を念頭に26人枠を埋めていく。GKは3人。DFは疲弊が激しいため余剰人員を確保したい。CB、SB各4人の8人になりそう。両SBの長友、CBとボランチの板倉、CBとSBの冨安、伊藤ら複数ポジションをこなす選手は貴重な戦力となる。

 MFは11人でボランチが遠藤ら4人、2列目が鎌田、伊東、三笘ら7人。FWは4人。右膝負傷で離脱中の浅野は回復が条件となる。体調不良のため3月以降代表戦に出場していない大迫にめどが立ったことが大きい。2列目の南野はモナコで結果を残せていないが、1トップが大迫なら前向きでボールを受けてゴール近くで決定力を生かせる。森保ジャパンでは同時に先発した18試合で10得点(大迫は15得点)を記録しており相性は抜群。2人のユニットで出場時間が増える可能性がある。

 「チームのために選手のために日本のサッカーのために最後結論を出したい」と話した森保監督。会見ではメモを用意し26人の名前を自ら読み上げる。

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