【W杯代表発表】森保監督 板倉、守田ら故障者回復見込みは「安心した情報」根拠に

2022年11月01日 15:34

サッカー

【W杯代表発表】森保監督 板倉、守田ら故障者回復見込みは「安心した情報」根拠に
<サッカー日本代表 W杯メンバー発表>会見に臨む森保監督(撮影・西海健太郎) Photo By スポニチ
 サッカーW杯カタール大会(20日開幕)に臨む日本代表メンバー26人が決まった。森保一監督(54)が1日午後2時から都内で会見し、発表した。
 森保監督の一問一答は以下の通り。

 ――メンバー決めて、かつて自身が現役時代に経験した「悲劇」が起きたドーハに乗り込む心境は。
 「私の現役時代、ドーハの地でW杯の夢をかなえられなかったという場所であることは、私自身も悔しい、悲しい思い出がある場所。でも、リベンジという気持ちは持っていなくて、監督として素晴らしい選手やスタッフとともにサポーターとともに、カタールのW杯で戦うことを楽しみにしている。私の経験は悲しいことだったが、ドーハの悲劇をドーハの歓喜に変えられるように。これからの残された時間で、最善の準備をして、選手たちにはカタールの地で思い切ってプレーしてもらいたい。みんなで喜び合える結果を出せたら」

――普段サッカーを見ない人も注目する大会。どんなところを見てほしいか。
 「みんな素晴らしい個の力を持っていて特徴がある。特徴のある強い個を持った選手が、バラバラに頑張るのではなく、チームのために仲間のために和の力をもって、戦うというところを見せてくれると思う。個性の強い選手たちが、チームメートとつながって組織力を発揮するところ見ていただきたい」

 ――大迫と原口が外れたことで前回大会経験者少ない。攻撃陣は経験者ゼロ。選考ミーティングの議論のテーマになったのか。
 「おっしゃる通り、そこは本当に議論になった。選ぶ時、経験者がいなくなるというところは、そのメンバーを見た時に、我々も考えるポイントの一つとしてかなり話し合った。W杯経験者の力を借りて戦いたいという選択肢も、こうやって選んでおきながらも、まだまだ考えているところはある。経験者の経験は非常に大切だが、経験がない選手たちのW杯で成功したいという野心を持って戦ってくれるエネルギーを期待して、メンバー選考に至った」

 ――故障者が続出しているが、板倉や守田らの回復見込みはどう見据えたか。
 「今プレーしてない選手たちがいる中での選考で、常に情報を日本協会のメディカルチームと選手の所属チームのメディカルと共有しながら選んだ。選手に関しては、ここからW杯に向けてチームでどのような状態になるかという見通しと、W杯ではトップパフォーマンスができるという情報を共有している。日本協会のヨーロッパ支局の担当者が常に各地を見回ってくれている。トレーナーとドクターをヨーロッパに派遣してコンディションを直に確認してメンバー発表につなげている。最終的には何が起こるかわからないというのはあるが、自信をもって、選ぶ側としては安心した情報をいただいて発表につなげることができた」

 【GK】
川島永嗣(39=ストラスブール)
権田修一(33=清水)
シュミット・ダニエル(30=シントトロイデン)

【フィールドプレーヤー】
長友佑都(36=FC東京)
吉田麻也(34=シャルケ)
酒井宏樹(32=浦和)
谷口彰悟(31=川崎F)
柴崎岳(30=レガネス)
遠藤航(29=シュツットガルト)
伊東純也(29=スタッド・ランス)
山根視来(28=川崎F)
浅野拓磨(27=ボーフム)
南野拓実(27=モナコ)
守田英正(27=スポルティング)
鎌田大地(26=Eフランクフルト)
板倉滉(25=ボルシアMG)
中山雄太(25=ハダースフィールド・タウン)
相馬勇紀(25=名古屋)
三笘薫(25=ブライトン)
前田大然(25=セルティック)
堂安律(24=フライブルク)
上田綺世(24=セルクル・ブリュージュ)
田中碧(24=デュッセルドルフ)
冨安健洋(23=アーセナル)
伊藤洋輝(23=シュツットガルト)
久保建英(21=レアル・ソシエダード)

<日本のグループリーグ日程>
初戦 VSドイツ(日本時間23日22時)
第2戦 VSコスタリカ(日本時間27日19時)
第3戦 VSスペイン(日本時間12月2日4時)

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