シャルケ・吉田 デュエル勝率両チームトップの85%で存在感 試合は敗れ6連敗

2022年11月01日 04:15

サッカー

シャルケ・吉田 デュエル勝率両チームトップの85%で存在感 試合は敗れ6連敗
フライブルク戦の前半、競り合うシャルケの吉田(右) Photo By 共同
 【ドイツ1部   シャルケ0―2フライブルク ( 2022年10月30日 )】 ドイツ1部シャルケの日本代表DF吉田麻也(34)が30日、ホームで行われたフライブルク戦に先発出場。チームは0―2で敗れて6連敗となったが、吉田はデュエル勝率で両チームトップの85%をマーク。W杯カタール大会メンバー発表前のラストマッチで存在感を見せた。
 12試合連続で先発した吉田は空中戦で高さを発揮。相手のクロスにも対応するなど集中力の高い守備を見せた。セリエA・サンプドリアに所属していた昨季の終盤は試合に出られず、状態が上がりきらなかったが「唯一のプラス要素は試合に出てコンディションを上げられていること」と語るなど、11月のW杯本番に向けて調子が上向いてきた。

 きょう1日発表の代表メンバー入りについては「特にないです。ちょっとそれどころじゃないです」とチーム状態で頭がいっぱいの様子。「シャルケで結果を出すことが第一優先。自チームのパフォーマンスの先に代表がある」と言い聞かせていた。(シャルケ・二階堂英毅通信員)

 ≪フライブルク・堂安 日本人対決勝利貢献≫日本代表対決となったフライブルクのMF堂安は前半25分の決定機を逃すと「あれを決められないとだめ」と唇をかんだ。今季は公式戦19試合出場とフル稼働。疲労の色も見えるが「きついけど、試合できることが幸せ」とチームの勝利を喜んだ。初のW杯代表選出が目前に迫っているが「今更焦っても仕方ない。(W杯出場のために)トレーニングを積んできた」と自信を見せた。

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