【W杯代表発表】DF板倉 負傷中もW杯メンバー初選出!戦線復帰目指すMF久保、MF浅野らもリスト入り

2022年11月01日 14:25

サッカー

【W杯代表発表】DF板倉 負傷中もW杯メンバー初選出!戦線復帰目指すMF久保、MF浅野らもリスト入り
日本代表練習で笑顔の森保監督(右)とDF板倉 Photo By スポニチ
 日本サッカー協会(JFA)は1日、20日に開幕するW杯カタール大会に臨む日本代表メンバー26人を発表。9月12日に左膝内側側副じん帯部分断裂の重傷を負ったDF板倉滉(25=ボルシアMG)が自身初のW杯メンバー入りを果たした。
 板倉は2019年、東京五輪世代中心で構成された南米選手権に臨む日本代表に初選出。6月の南米選手権1次リーグ第2戦のウルグアイ戦にスタメン出場し、A代表デビューを飾った。

 だがその後A代表では吉田、冨安が“盤石のCBコンビ”となったため、なかなか出場機会に得ることが出来なかった。転機となったのは今年1月のW杯アジア最終予選、ホームでの中国戦。主将の吉田と冨安をともに負傷で欠く“非常事態”で先発起用され、同予選初出場とは思えないほど落ち着き払ったプレーで2―0の完封勝利に貢献。続くW杯アジア最終予選、アウェーでのサウジアラビア戦でもフル出場し、チームを2―0の勝利へと導いた。

 すると3月のW杯アジア最終予選、アウェーでのオーストラリア戦では復帰したDF吉田のパートナーに指名。ここでも2―0の勝利へと導き、W杯切符獲得に大きく貢献した。

 所属クラブでも昨季はシャルケの主力としてドイツ2部優勝と1部昇格に貢献。今季は同じドイツ1部ボルシアMGへと完全移籍し、開幕戦でいきなり初アシストを記録するなど活躍。ボルシアMGはもちろん、いまや日本代表にとっても欠かすことの出来ない存在となった。

 順調だった板倉だが9月に左膝内側側副じん帯部分断裂という重傷を負ってしまい、W杯出場へ“危機的状況”に追い込まれた。それでも初のW杯へ向け意欲的にリハビリをこなし、今月8日にはランニングを再開。森保監督も板倉について「ケガは順調に回復しているみたいで何より良かった。これからも順調に回復することを願いたい」と期待を寄せていた。

 他の“負傷組”では9月10日に右膝内側側副じん帯断裂の重傷を負ったMF浅野拓磨(ボーフム)、左肩の脱臼で直近のリーグ戦を欠場したMF久保建英(Rソシエダード)、右ふくらはぎの違和感で離脱中のMF守田英正(スポルティング)、直近のリーグ戦で右膝を負傷したばかりMF田中碧(デュッセルドルフ)もメンバー入り。

 9月14日に右足首を負傷したMF三笘薫(ブライトン)は先月29日のチェルシー戦で復帰。リーグ戦初先発ながら初アシストを記録するなど、順調な回復ぶりをアピール。無事、W杯メンバーに選出された。なお、W杯メンバー負傷者の入れ替えは1次リーグ初戦の24時間前まで可能となっている。

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