249日ぶり公式戦出場のC大阪MF清武「サッカー人生が終わっちゃうんじゃないかと」

2023年07月12日 22:39

サッカー

249日ぶり公式戦出場のC大阪MF清武「サッカー人生が終わっちゃうんじゃないかと」
C大阪MF清武 Photo By スポニチ
 【天皇杯3回戦   C大阪3―1大宮 ( 2023年7月12日    ヨドコウ桜スタジアム )】 シーズン開幕直前の2月11日の練習中に左ハムストリング筋を損傷し、今季公式戦未出場だったC大阪MF清武弘嗣が12日、天皇杯3回戦の大宮戦で昨年11月5日のJ1リーグ・名古屋戦(ヨドコウ)以来、249日ぶりに公式戦出場を果たした。今月4日には大阪・舞洲で行われた全体練習へ、約5カ月ぶりに完全合流していた。
 2―0の後半32分、MF原川力と交代で出場すると、同37分には右サイドからのコーナーキックで、ファーサイドへきれいな弧を描くとFWレオ・セアラが頭で合わせて3点目をアシスト。勝利濃厚となった時間から出場したため激しい競り合いはなかったが、キックの細かい精度には全く問題がないことを即座に証明してみせた。

 試合後、清武は復帰への思いを打ち明けた。「契約が終わりの年なので、自分の中ではすごく懸けていた。キャンプから順調にきていて懸けていた年だったので、この5カ月というのは正直、自分にとって苦しかったですし、正直このままサッカー人生終わっちゃうんじゃないかと。でもこうやってまたサッカーができているというのは、すごく自分自身でもうれしいですし、1日1日、サッカーができることに喜びを感じて、今は日々頑張りたいなと思います」と、発する一言一言をかみ締めた。

 小菊昭雄監督はこの日の起用を、3週間の夏休み前最後のリーグ戦となる16日の浦和戦(ヨドコウ)へ向けての「準備(という意味合い)もあった」と説明。「リバウンドさえなければ、今日の時間プラスアルファで出場することは可能。問題がなければ当然、18人に入れて戦いたい」と主将のメンバー入りを明言した。

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