久保建英「俺がチームを助ける」 離脱者続出もトップ下は任せろ 16日アジア2次予選初戦

2023年11月16日 04:45

サッカー

久保建英「俺がチームを助ける」 離脱者続出もトップ下は任せろ 16日アジア2次予選初戦
練習中、笑顔を見せる久保(撮影・西海健太郎) Photo By スポニチ
 【26年W杯アジア2次予選   日本―ミャンマー ( 2023年11月16日    パナスタ )】 8大会連続のW杯出場を目指す日本代表は、16日に26年北中米大会アジア2次予選の初陣となるミャンマー戦に臨む。15日は試合会場のパナスタで最終調整を行った。第2次森保政権で1ゴール5アシストと絶好調のMF久保建英(22=レアル・ソシエダード)は、アンダー世代から国際大会の初戦に強い“開幕男”。W杯予選最年少デビューを飾った前回大会から4年で遂げた世界基準の成長を披露し、離脱者が続出しているチームを白星発進に導く。 【日本代表メンバー
 ホープから、世界のKUBOへ。4年間の成長を見せつけるには、初戦はおあつらえ向きの舞台だ。“開幕男”は淡々と、しかし言葉に抑揚をつけながら武者震いした。

 「前めの選手はみんな俺が決める、俺がチームを助けるっていう気持ちでやれば、おのずと先制点は生まれてくる」

 初めてサムライブルーのユニホームに袖を通した16年のU―16アジア選手権初戦、ベトナム戦で2ゴールと鮮烈なデビュー。翌17年のU―17W杯インド大会や、21年の東京五輪でも初戦の南アフリカ戦でゴールを決めるなど、アンダー世代の過去4大会で初戦に得点をマークしている。「気持ちの部分でじれずに、緩まずに、というのが大事」と“秘訣(ひけつ)”を説く。

 前回のW杯予選も初戦はミャンマー戦だった。後半36分から途中出場し、18歳98日でW杯予選日本代表最年少出場。歴史を塗り替えた過去は覚えてはいるが「あの頃はイケイケ感はありましたが、実力は今の方がある。いい選手になっていると思いますよ」と進化した姿を見せることしか頭にない。

 8日のメンバー発表後に前田、古橋、川辺、伊藤敦が離脱。この日は三笘まで戦列を離れることが発表された。久保にかかる期待はその分大きくなるが「そういった事態も含めて(登録が)23人のところ、26人が呼ばれている。凄くいいリスクマネジメントができていると個人的には思っている」と動じない。前回大会アジア予選は計6試合で無得点。不動の主力として迎える今回は“初ゴール”を決めて26年W杯への第一歩を踏み出す。

 ▼日本代表森保一監督 (負傷離脱の)アクシデントは痛いけど、これまでも誰が出ても機能する、誰と組んでも機能する、誰が出ても勝つことを考えて準備してきた。“オレがやってやる”という強い気持ちと力を持った選手はいる。100%の力を発揮できるようにしたい。

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