史上初の3カ国共催 W杯の転換期迎える“歴史的”26年北中米大会 ここが変わる、ここに注目

2023年11月16日 19:50

サッカー

史上初の3カ国共催 W杯の転換期迎える“歴史的”26年北中米大会 ここが変わる、ここに注目
<日本・ミャンマー>日本代表の26年W杯ロードが始まった(撮影・後藤 大輝) Photo By スポニチ
 26年北中米大会はW杯の転換期として記憶されそうだ。史上初の3カ国共催で、史上最多の48チーム出場。当然、試合数も最多となる。32チームが決勝トーナメントに進出できるが、日本が初の8強に進むには…。覚えておいて損はない記念すべき大会のあれこれを、紹介する。
 ☆最多48チーム出場 本大会には史上最多の48チームが出場し、前回大会の32から一気に1・5倍となる。アジア枠は前回の4枠+プレーオフから、8枠+プレーオフに増える。過去のチーム数は第1回の1930年大会から78年大会は13~16、82~94年大会は24、98年大会から32チームだった。

 ☆優勝まで8試合 1大会史上最多の104試合が行われる。1次リーグは4チーム(6試合)×12組に分けられ、各組2位以上24チームと3位12チーム中の成績上位8チームを合わせ、計32チームが決勝トーナメントに進む。8強入りには2勝、優勝までは5勝が必要になる。一方で1次リーグは1勝2敗の勝ち点3でも突破の可能性が残り(過去大会で前例なし)、消化試合がほぼなくなる。

 ☆3カ国共催 複数国による共催は02年日韓共催以来2度目で、3カ国は初めて。カナダは初、米国は94年以来2度目、メキシコは70、86年以来で国別最多の3度目の開催。国土世界最大の18年ロシアから小国の22年カタールを経て、再びロシアを上回る過去最大のエリアが舞台となる。3カ国の国土合計はカタールの1900倍。一番遠いカナダのバンクーバーから米国マイアミまでは約4500キロの距離がある。

 ☆スタジアムは充実 カナダ2都市2会場、米国11都市11会場、メキシコ3都市3会場の計16都市16会場。決勝は7月19日に行われ、会場は今秋にも決まる見込み。過去の大会ではメキシコシティー、ロサンゼルスで決勝開催実績がある。米国各会場ではNFLの球技専用スタジアムが使用され、7万~8万人規模の収容が可能。

 ☆大会ロゴは不評? 5月に発表された大会ロゴは、太い白字の「26」の中に優勝トロフィーの写真が置かれた、シンプルなデザイン。過去大会のカラフルなロゴに比べると「微妙」との評価も。

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