「難しい」初戦で5発圧勝!森保監督「選手たちがいい準備」 21日シリア戦へ「タフに戦って勝利を」

2023年11月16日 21:07

サッカー

「難しい」初戦で5発圧勝!森保監督「選手たちがいい準備」 21日シリア戦へ「タフに戦って勝利を」
<日本・ミャンマー>試合後、場内一周するイレブンを背に思案顔の森保監督(撮影・西海健太郎) Photo By スポニチ
 【26年W杯北中米大会アジア2次予選B組   日本5―0ミャンマー ( 2023年11月16日    パナスタ )】 サッカー日本代表(世界ランク18位)は16日、26年W杯北中米大会アジア2次予選初戦でミャンマー代表(同158位)に5―0と快勝した。先発出場したFW上田綺世(25=フェイエノールト)が後半5分までにA代表初となるハットトリックを達成するなど大活躍。8大会連続のW杯出場へ向け好発進を決めた。
 試合終了を告げるホイッスルが鳴っても、森保監督の表情は変わらなかった。「今日スタジアムに駆けつけてくださったサポーターのみなさん、テレビの前で応援してくださったみなさん、応援ありがとうございました」とまずは感謝を口にした指揮官は、「初戦はどの大会でも難しいところを選手たちがいい準備をしてくれて、自分たちがチャレンジしていこうという姿勢を見せてくれた。その姿勢は良かったし、見てくださったみなさんにそのチャレンジが伝わればいい」と完勝を振り返った。

 求めるレベルが高いからこそ、満足はしていない。「ただ…」と続け、「まだまだ点を取れた形があったと思うし、よりチャンスを作れるようにピンチを減らせるようにしていかなければいけない」と課題も挙げた。

 21日にはシリア戦(サウジアラビア・ジッダ)が待つ。「ここからまた暑いサウジアラビアに移動してシリアと戦うが、いろいろな厳しい条件の中でも我々はタフに戦って勝利を収めたいと思う。タフに戦っている選手の姿が、見てくださっている方に伝わって、日常の活力になるとうれしい」と静かに闘志を高めていた。

 ▼26年W杯アジア予選 W杯北中米大会のアジア枠は「8.5」枠。アジア2次予選は36カ国が4チームずつ9つの組に分かれ、ホーム&アウェー方式で対戦。上位2カ国がアジア3次予選へと進出する。日本はミャンマー(同158位)、シリア(同92位)、北朝鮮(同115位)と同じB組に入った。3次予選では勝ち上がった18カ国が6チームずつ3組に分かれ、24年9月から25年6月にかけてホーム&アウェー方式で行われる予定。そして各組上位2カ国計6チームがW杯出場権を獲得する。さらに3次予選各組3位と4位となった計6カ国は4次予選へと進む。4次予選では3カ国ずつ2組に分かれ、各組1位の計2チームがW杯出場権を獲得する。残り「0.5」枠は4次予選で各組2位の2チームが5次予選に進出。ここでの勝者が大陸間プレーオフへと進み、“最後の1枠”をかけ戦うことになる。

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