昨季J1で初優勝した神戸の新加入選手が16日、神戸市のノエビアスタジアム神戸で記者会見した。浦和から2017年シーズン以来の復帰を果たしたDF岩波拓也(29)は、チャンピオンチームへの帰還に強い覚悟をにじませた。「もう一度、神戸でプレーしたいという気持ちがあった。今回はラストチャンス。また自分の存在を示したい」と下部組織で育ったクラブでの奮闘を誓った。
昨季は2人の外国人選手に追いやられる形で、新人だった12年以来のリーグ戦出場試合数が1桁にとどまった。背番号の55はかつて神戸時代につけた5、19、31を足した数字だ。前線にFW宮代、中盤には元日本代表MFの井手口を加え、厚い布陣でリーグ2連覇やアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)を狙う。