【アジア杯】“7色アシスト”の久保 「ドーハの歓喜」へ、イラクに勝って決勝T進出決める!

2024年01月19日 04:30

サッカー

【アジア杯】“7色アシスト”の久保 「ドーハの歓喜」へ、イラクに勝って決勝T進出決める!
練習中に南野(左)と話す久保(撮影・西海健太郎) Photo By スポニチ
 【アジア杯1次リーグD組 日本―イラク ( 2024年1月19日    カタール・アルラヤン )】 アジア杯で3大会ぶり5度目の優勝を目指す日本代表は19日、ドーハ近郊アルラヤンでの1次リーグD組第2戦でイラク代表と対戦する。勝てば決勝トーナメント進出が決まる。18日はドーハ市内で約1時間の調整を行った。途中出場した14日のベトナム戦で1アシストしたMF久保建英(22=レアル・ソシエダード)は第2次森保ジャパンで7アシストでアシスト王。韓国の親友、MF李剛仁(イ・ガンイン、パリSG)のゴールにも刺激を受け、中東の難敵撃破の原動力となる。
 異国の親友から強烈な刺激を受けた。マジョルカで同僚だった韓国のMF李剛仁が、初戦バーレーン戦で2ゴール。同じ01年生まれ、同じ左利き、同じく幼少期をスペインで過ごしたライバルの活躍に、負けず嫌いの塊が燃えないわけがない。

 「彼自身、ゴールゲッタータイプではないので、そういう選手が2点取るのは驚きもある。仲良くしている選手が活躍すると、僕も頑張らないとなと思う」

 “日本の至宝”には、常にゴールに絡む仕事が期待される中、22年W杯カタール大会後に発足した第2次森保政権下で成績を一気に伸ばした。デビュー戦だった19年6月のエルサルバドル戦から、22年W杯までは22試合1得点0アシスト。W杯後は8試合2得点7アシストで、新生・森保ジャパンのアシスト王となっている。

 トップ下を主戦場とし、誰とも合わせられるのが強みだ。7アシストの相手は谷口、中村敬、浅野、田中、伊東、菅原、上田と全て異なる。左太腿の負傷で出遅れていたが、14日の初戦ベトナム戦では後半39分に途中出場すると、直後に上田のゴールをお膳立て。「日本に久保あり」を再認識させた。

 「無理にシュートにいかず、パスを出す時は出すというふうに切り替えられる余裕も出てきている。ゴールも取れたらベストですけど、別にクラブで点を取れているので、代表でそんな欲張らなくてもいいかなと」。自身に複数のマークがついた時の対処への準備も万全。「僕の武器を生かしてチームに貢献したい」と気合を入れた。


 ▽アジア杯1次リーグ 決勝トーナメントには出場24チームのうちA~F各組の2位以上計12チームと、各組3位の中から勝ち点上位4チームの計16チームが進出する。日本は連勝で勝ち点6とすれば、既にA、B両組の3位が勝ち点5以下になることが確定しているため、最終3位でも各組3位の中でA、B組を勝ち点で上回る。

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