【アジア杯】途中出場の冨安 「選手間で話し合っていかないと…この負けがあってよかったと思えるように」

2024年01月19日 22:55

サッカー

【アジア杯】途中出場の冨安 「選手間で話し合っていかないと…この負けがあってよかったと思えるように」
<イラク・日本>後半、競り合う冨安(撮影・西海健太郎) Photo By スポニチ
 【アジア杯1次リーグD組   日本1-2イラク ( 2024年1月19日    カタール・アルラヤン )】 アジア杯で3大会ぶり5度目の優勝を狙う日本代表(世界ランク17位)は19日、1次リーグD組第2戦でイラク代表(同ランク63位)に敗戦。勝ち点を伸ばせず決勝トーナメント進出は第3戦のインドネシア戦までお預け。昨年から続いていた歴代最長となる国際Aマッチ連勝記録は10で止まった。
 勝てば1試合を残し決勝トーナメント進出が決まる一戦だったが試合開始5分で失点。日本選手がボールを持つと激しいブーイングが浴びせられるなどの“圧倒的アウェー状態”の中、相手の勢いに押される形でFWアイメン・フセインに先制ゴールを許した。

 反撃したい日本だったがなかなかチャンスを作れず。すると前半アディショナルタイムにもサイドを突破され、クロスからまたもFWアイメン・フセインに頭で決められ0―2とリードを許して前半終了となった。

 後半、森保監督は後半頭からDF谷口に代え、戦線復帰したDF冨安を投入。同12分にはFW浅野がエリア内で倒され一度はPKの判定となるも、主審がVARによるオンフィールドレビューで確認。先に相手選手の足がボールに触れていたためノーファウルと判定が覆り、PKは取り消された。

 その後はFW堂安やFW上田が途中投入。後半48分に遠藤のゴールで一矢報いたが、白星には届かなかった。“ドーハの悲劇”として知られるカタールの地で昨年から続いていた国際Aマッチの連勝記録が10でストップ。決勝トーナメント進出の行方は次戦24日インドネシア代表(同ランク146位)との第3戦の結果次第という状況となった。

 途中出場した冨安は「(森保監督から)細かい指示はなかったが、2点差で追いかける展開。できる限り、高い位置で持てるように意識した」と振り返った。

 前半に感じたこととして「細かいところにはなるんで、そこは選手間で話し合っていかないと。最低、引き分けまでは持って行きたかった。かなり悔しい結果にはなった」と肩を落とした。

 負けられない第3戦へ「まずは勝ってグループリーグ通過決めないといけない。ここでバラバラにならず意見出し合って話し合って、最終的にこの負けがあってよかったと思えるようにやっていきたい」と述べた。

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