【アジア杯】イラクに敗戦の日本代表・堂安「最強だと言われてますけど…自分たちの本当の強さが試される」

2024年01月19日 22:47

サッカー

【アジア杯】イラクに敗戦の日本代表・堂安「最強だと言われてますけど…自分たちの本当の強さが試される」
<イラク・日本>試合終了の瞬間、喜ぶイラクイレブンの横でガックリの堂安(撮影・西海健太郎) Photo By スポニチ
 【アジア杯1次リーグD組   日本1―2イラク ( 2024年1月19日    カタール・アルラヤン )】 アジア杯で3大会ぶり5度目の優勝を狙う日本代表(世界ランク17位)は19日、1次リーグD組第2戦でイラク代表(同ランク63位)に1ー2で敗戦。勝ち点を伸ばせず決勝トーナメント進出は第3戦のインドネシア戦までお預けとなった。昨年から続いていた歴代最長となる国際Aマッチ連勝記録は10で止まった。
 後半16分から途中出場した堂安は「もちろんタフなゲームでしたし、もちろん勝ち点3を目指していたので、結果としては僕たちが望んでいたものじゃないですけど、ただここで耐えきれるチームが本当に強いチームだと思う。最強だと言われてますけど、ここが本当に踏ん張れるかがチームのカギだと思うので、僕が先頭に立ってチームに声をかけていけたら」と語った。「ベースのところで球際とか負けていたところがあった」と認め、「ここで耐えきれるかが自分たちの本当の強さが試される」と次戦を背据えた。

 初戦で白星発進を飾った日本は、勝てば1試合を残し決勝トーナメント進出が決まる大事な一戦だったが試合開始5分で失点。日本選手がボールを持つと激しいブーイングが浴びせられるなどの“圧倒的アウェー状態”の中、相手の勢いに押される形でFWアイメン・フセインに先制ゴールを許した。

 反撃したい日本だったがなかなかチャンスを作れず。すると前半アディショナルタイムにもサイドを突破され、クロスからまたもFWアイメン・フセインに頭で決められ0―2とリードを許して前半終了となった。

 後半、森保監督は後半頭からDF谷口に代え、戦線復帰したDF冨安を投入。同12分にはFW浅野がエリア内で倒され一度はPKの判定となるも、主審がVARによるオンフィールドレビューで確認。先に相手選手の足がボールに触れていたためノーファウルと判定が覆り、PKは取り消された。

 その後はFW堂安やFW上田が途中投入され、反撃の機会をうかがった日本。すると後半アディショナルタイム3分、左CKからFW旗手がクロスを入れるとMF遠藤が頭で合わせて1点を返す。その後も攻め続けたが、追いつくことはできず1-2で敗れた。

 “ドーハの悲劇”として知られるカタールの地で昨年から続いていた国際Aマッチの連勝記録が10でストップ。決勝トーナメント進出の行方は次戦24日インドネシア代表(同ランク146位)との第3戦の結果次第という状況となった。

 一方、日本に勝利したイラクは2連勝で勝ち点6に伸ばし、決勝トーナメント進出が決まった。

 ▽ドーハの悲劇 1993年10月28日、カタールのドーハで行われたW杯米国大会アジア最終予選のイラク戦で、日本は終盤まで2―1でリード。初のW杯出場に迫ったが、後半アディショナルタイムにCKから同点とされて2―2で引き分けた。参加6チーム中サウジアラビア、韓国に次ぐ3位となり、W杯出場権を逃した。

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