遠藤航 名門リバプールでの活躍につながった2つの転機 「周りも信頼してくれているのは感じた」

2024年06月10日 15:10

サッカー

遠藤航 名門リバプールでの活躍につながった2つの転機 「周りも信頼してくれているのは感じた」
遠藤航 Photo By スポニチ
 サッカー日本代表主将のMF遠藤航(31=リバプール)が9日放送のフジテレビ「すぽると!」に出演。昨夏に加入したリバプールで転機となった2試合について語る場面があった。
 遠藤は昨夏にシュツットガルトからリバプールに電撃移籍。ブライトンから獲得寸前だったMFカイセド、サウサンプトンの成長株MFラビアをいずれもチェルシーにさらわれた末の補強だった。英国で日本代表主将の知名度が低かったこともあって、加入当初は地元メディアやファンから懐疑的な見方もされたが、リーグ杯や欧州リーグなどカップ戦が実績を積み上げて昨年12月から日本代表のアジア杯出場による離脱期間を除けば公式戦12戦連続の先発として主力に定着した。

 遠藤が「一番のターニングポイントだった」と振り返ったのが、昨年12月のフラム戦。2―3の後半38分から出場すると、4分後にFWサラーのパスに走り込んで右足ダイレクトで20メートル足らずの距離から加入後リーグ戦初ゴールを決めた。結果を残したことで「少しずつチームメイトも自分の良さを分かってくれているし、試合を重ねるごとに周りも信頼してくれているのは感じました」と、周囲の評価が変わったのを感じたという。

 もう一つの転機が昨年12月のアーセナル戦。当時首位に立っていた強豪との一戦では中盤の底でチームを支え、フル出場して存在感を発揮した。試合は1―1の引き分けに終わったものの、「自信になったのは12月のアーセナル戦ですかね。点を取って以降試合には出させてもらっていましたけど、ほんとトップチームと対戦していたわけではなかったので」と回想。「そういうビッグチームと対戦する機会で自分が高いパフォーマンスを出せたことはかなり自信にはなりました」と言葉に実感を込めた。

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