舛添要一氏 小池百合子都知事の「AIゆりこ」を問題視「公選法を改正し、禁じるべきだ」

2024年06月18日 16:44

社会

舛添要一氏 小池百合子都知事の「AIゆりこ」を問題視「公選法を改正し、禁じるべきだ」
舛添要一氏 Photo By スポニチ
 前東京都知事で国際政治学者の舛添要一氏(75)が18日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、小池百合子知事(71)の生成AIについて自身の見解を示した。
 小池知事は13日から、自身のXに生成AI動画「AIゆりこ」を公開している。小池知事そっくりのAIが、ニュースキャスターに扮(ふん)してこれまでの都政の実績を説明するというもの。これに舛添氏は疑問を呈した。

 「小池百合子都知事が『AIゆりこ』という手を使ってきた。学歴詐称疑惑を問われないために、前回はコロナ流行を利用して討論会などを排除した。今回は、この手で逃げようというのか」。元側近の告発などで再燃している学歴詐称に絡めて指摘した。

 AIを使った選挙活動は、公職選挙法への抵触を指摘する声もある。舛添氏も「生身の本物の人間以外の『AIゆりこ』や『AIよういち』に選挙運動をさせてはならない。公選法を改正し、禁じるべきだ」と声を上げていた。

 この生成AIについて、小池知事は自身のXで、「AIゆりこは、東京都の事業ではありません。小池ゆりこの政治活動の一環として開発・運用していますので、税金は一切使われていません」と説明している。

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