【新紙幣Q&A】偽造防止 ホログラム技術を世界で初採用
2024年07月03日 05:30
社会
A 5000円札は女性の地位向上に尽力した教育家の津田梅子、1000円札は破傷風の治療法を確立した微生物学者の北里柴三郎。裏面には、1万円札に東京駅の建物、5000円札に藤の花、1000円札に葛飾北斎の「富嶽三十六景(神奈川沖浪裏)」をそれぞれ採用した。
Q 特徴は?
A 偽造防止のため、肖像の3D画像が回転するように見えるホログラム技術を世界で初めて採用。額面の洋数字を大きくしたほか、指で触れて紙幣を識別できるマークを分かりやすくした。
Q どこで手に入るのか?
A 大手メガバンクでは原則、4日から新札の両替をすると新紙幣になる。支店によって取り扱い開始の時間などが違う。渋沢の地元・埼玉県の埼玉りそな銀行では、3日日中(時間未定)から取り扱う予定だ。
Q どれぐらいの枚数が印刷される?
A 国立印刷局は今年3月末までに計45億3000万枚を製造。発注元の日銀によると、来年3月末までに計74億8000万枚の新札を製造する計画だ。