「プレミア紙幣」番号 過去には1万円札が330万円に

2024年07月03日 05:30

社会

「プレミア紙幣」番号 過去には1万円札が330万円に
新紙幣の表面の見本。上から1万円札、5000円札、1000円札 Photo By 共同
 【20年ぶり新紙幣発行 】 珍しい紙幣を集める収集家らは、新紙幣の番号に注目している。
 新紙幣の記番号は数字6桁の前後にアルファベットが2文字ずつ入る計10桁。古銭やレア紙幣を扱う「銀座コイン」によると、最も高値が付くのは「AA111111AA」「AA222222AA」などのゾロ目。次は「AA~AA」で数字が100番以内の早い番号のものという。

 「A~A」の100番以内がオークションなどの市場に出回ることはほぼなく、過去に聖徳太子の1万円札で「A000014A」がオークションに出た時は330万円で落札された。

 「AA000001AA」は貨幣博物館に収蔵されるが、それ以降の早い番号が手に入るかは「運でしかない」(銀座コインの担当者)という。手元に来た新紙幣の番号を眺めると、思わぬお宝の可能性もある。

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