【米大統領選 バイデン氏撤退 】
ハリス氏は西部米カリフォルニア州出身の59歳。父はジャマイカ出身で母はインド出身の移民2世として育った。2011年から同州の司法長官を務めた。17年に上院議員となり、20年の大統領選挙では議員1期目ながら民主党の候補者指名争いに挑戦しバイデン氏に敗れた。副大統領としては初の女性、アフリカ系、南アジア系。
14年には弁護士のダグラス・エムホフ氏と結婚。エムホフ氏には前妻との間に2人の子供がおり、ハリス氏は継母に。子供たちからは「ママラ」のあだ名で呼ばれており、その名は米国のメディアで多く取り上げられた。政治家としては単一医療保険制度や大麻の合法化などを支持している。22年には安倍晋三元首相の国葬に米国代表として出席した。19年には児童書「みんなスーパーヒーロー」を出版し、日本語版も発売された。