イスラエル軍がレバノン首都南部を25回空爆 人口密集地への攻撃で死傷者110人超

2024年10月07日 05:30

社会

イスラエル軍がレバノン首都南部を25回空爆 人口密集地への攻撃で死傷者110人超
6日、イスラエル軍の空爆を受け、レバノンの首都ベイルート南部から上がる煙(ロイター=共同) Photo By 共同
 イスラエル軍は5日深夜から6日にかけ、レバノンの首都ベイルート南部を約25回にわたり空爆した。レバノン国営通信が伝えた。
 空港近くの医療用倉庫やガソリンスタンドなどに大きな被害が出た。軍は住宅の地下に親イラン民兵組織ヒズボラの武器製造施設や武器庫があるとして、人口密集地への攻撃を正当化した。

 レバノン当局によると、5日は23人が死亡、90人以上が負傷した。1年間の死者は2000人以上になった。

 イスラエル軍は5日、レバノン南部の病院に隣接したモスク(イスラム教礼拝所)内にあるヒズボラの拠点も空爆したと表明した。軍のハガリ報道官はレバノンに地上侵攻した9月30日以降、地上戦や空爆などでヒズボラ戦闘員ら約440人を殺害したと述べた。

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