朝青龍「これも運命」「これからの人生楽しみ」

2010年02月04日 20:25

相撲

【朝青龍と一問一答】
朝青龍“暴行引責”引退!涙で「お世話になりました」

 朝青龍関は、時折涙をぬぐいながら質問に答えた。
 ―現在の心境は。
 「何も考えておりません。責任を感じてこの席に座っている」
 ―一連の過熱報道について。
 「メディアで伝わったことと実際起こしたことは大きく違う。最後まで様子を見ようと思ったが、けじめをつけるのは僕しかいないと思い引退を考えた」
 ―暴行したとされる問題は事実か。
 「もう二度と戻らないことだし、その話は控えたい」
 ―相撲人生を振り返って。
 「何もないモンゴルの大草原の少年を、横綱の地位にまで支えてくれた方々に感謝したい。これも自分の運命じゃないか。これからは元朝青龍になるが、相撲に対する悔いはない」
 ―一番の思い出は。
 「(2001年夏場所に)横綱武蔵丸関を倒したこと。初めて三役に上がって初めて両親を招待した時だった。一番はそれしかない」
 ―横綱の品格を問われ続けたが。
 「品格、品格と言われたけど、土俵に上がれば鬼にもなる。そこで精いっぱい相撲を取る気持ちだった」
 ―師匠の高砂親方について。
 「この十数年、親代わりだった。出会うこともあれば、いつかは別れる時もある。人間としては最高の人間だった」
 ―今後は。
 「正直言って、頭の整理がつくまで休みたい。弱冠29歳、これからの人生でどこまでいけるか楽しみ」

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