八角理事長 救命処置の女性へ直接謝罪の意向「不適切だった」

2018年04月06日 05:30

相撲

 4日に京都府舞鶴市で行われた大相撲春巡業で、あいさつ中に多々見良三市長(67)が突然倒れた際、救命処置を行っていた女性に土俵から下りるように場内放送した問題で、日本相撲協会は5日、八角理事長(元横綱・北勝海)が市長へのお見舞いと女性へのお礼と謝罪を直接行う意向であることを明らかにした。
 この日午後、舞鶴巡業担当の松ケ根親方(元幕内・玉力道)が理事長ら執行部に経緯を報告。取材対応した尾車事業部長(元大関・琴風)は「慌ててとっさに言ってしまったのが経緯。言い訳はきかない。人命よりも大切なものはこの世に存在しない」と釈明し、今後は行司全体への研修を行う予定だ。救命に当たった女性は地元の看護師だったという。

 この日、兵庫県姫路市の巡業先で春日野巡業部長(元関脇・栃乃和歌)は「不適切だったが、今後こういうことも想定しながらやっていきたい」と話し、早急に救急マニュアル作りなどを検討する。場内放送した若手行司は「僕は何も言えない」と話した。なお、多々見市長は、くも膜下出血で手術を受けたが命に別条ないという。

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