1メートル59…ひときわ小さな小西2連覇!「凄くうれしい」

2018年04月06日 05:30

競泳

1メートル59…ひときわ小さな小西2連覇!「凄くうれしい」
女子100メートル背泳ぎ優勝し、酒井(手前)と健闘を称え合う小西 Photo By スポニチ
 【競泳日本選手権第3日・女子100メートル背泳ぎ ( 2018年4月5日    東京辰巳国際水泳場 )】 近年低迷していた日本女子の背泳ぎに、小さな救世主が誕生するかもしれない。身長1メートル59とひときわ小さな小西が2連覇。初優勝した昨年は世界選手権代表を逃したが今回は派遣標準記録を突破して文句なしの代表内定。「体が小さいので前に出ている安心感はなかった。凄くうれしい」とリオ五輪代表で1メートル75の酒井夏海を逆転しての優勝に表情を緩めた。
 ストローク数は前後半の50メートルともに34回が理想という。準決勝では、疲労のたまる後半が4回多かったが修正し「後半に強いのは自信になっている」。中村礼子、寺川綾らが五輪4大会連続でメダルを獲得した女子背泳ぎも、リオ五輪、昨年の世界選手権は個人代表を派遣できず。「まだまだ世界で戦えるタイムじゃない」と話したが、お家芸復活に一筋の光が見えた。

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