前年覇者のガルシア 池ポチャ5連発で大会史上ワースト「13」の大叩き

2018年04月06日 08:38

ゴルフ

前年覇者のガルシア 池ポチャ5連発で大会史上ワースト「13」の大叩き
15番、池ポチャ5回のセルヒオ・ガルシアはぼう然と水面を見つめる(AP) Photo By AP
 【マスターズ第1日 ( 2018年4月5日    米ジョージア州 オーガスタ・ナショナルGC=7435ヤード、パー72 )】 昨年大会で優勝を飾ったセルヒオ・ガルシア(スペイン)が15番パー5で歴史に残る大叩きを演じた。「なんて言えばいいのか。もうどうしようもない」。呆然と語った痛々しい悪夢の時間はこうだった。
 まずは2オンを狙った2打目がグリーン手前の池にポチャリ。残り90ヤード付近から打ち直した4打目も手前側に下っているグリーンによって池へ転がり落ちた。6打目、8打目、10打目と、打てども打てども魅入られたように全て池。12打目でようやくピン手前3メートルにつけ、これを沈めて13打を費やして拷問のようなホールを終えることができた。

 「ミスショットでもないのに13打叩くなんて初めてだ。いい感じで打ったはずのボールが止まらなかった。不運としか言いようがない。ピン位置は珍しくない。グリーンの硬さが全てだと思う」

 1ホールでの13打は、12番でのワイスコフ(80年)、13番の中嶋常幸(78年)に並ぶ大会ワースト記録。このホールさえなければ残りの17ホールは1オーバーとまずまずのプレーだったが、9オーバーでブービーの85位と出遅れた。歴代4人目の大会連覇が懸かっていたディフェンディングチャンピオンは、全く違った形で歴史に残る記録を打ち立てた。

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