日大 内田監督 誠意なき辞任 「かんさいがくいん」と何度も間違い…
2018年05月20日 05:30
アメフト
会談は約20分。終了後、伊丹空港へ移動した内田監督は、騒動後初めて応じた取材で辞意を表明した。「一連の問題は全て私の責任。監督を辞任する。弁解もしない」。完全にプレーが終了し無防備の司令塔に、背後からタックルを決める前代未聞の悪質プレーに「私はあの後、注意しておりません。私の責任です。私の判断の悪さ」と辞任を決意した理由を説明。さらに2週間近く公の場に姿を見せなかったことに関して、「まず関学大に直接お会いして、直接謝罪することが大事だと考えた」と弁解した。
ただ、遅すぎる謝罪で最低限の“誠意”は示しても、真相究明は一歩も進んでいない。ラフプレーはなぜ起きたのか――。「監督の指示だったのか」という質問に対し、内田監督は言葉を濁して“核心”から逃げた。謝罪の席上でも、今回の騒動終結に不可欠な部分の言及はなく、24日に期限を設けた再回答書で説明するとした。
内田監督は帰路、羽田空港でも報道陣に対応し、謝意を口にした。しかし、改めて「現役の選手が“指示があった”と言っている」という質問を浴びせられると「いろいろな臆測に対応し切れない。心外だ」と不快感をあらわにし、取材対応を5分程度で打ち切った。
ようやく見せた誠意すら疑わしい発言は、伊丹空港での質疑応答でもあった。大学名の「関西学院(かんせいがくいん)」を何度も「かんさいがくいん」と発音。謝罪する相手の名前を間違えるのは、愚挙と呼ぶしかない。果たして24日の再回答書に真実はあるのか。一人の指導者が身を引くだけで、幕引きとはなりそうにない。
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